名古屋を中心に活動してきた「Bob is Sick」というバンドをご存知だろうか?おそらくインディーズ好きの音楽ファンの間では周知されているのではないかと思う。
2008年に結成、翌2009年に行われた「閃光ライオット2009」ファイナルに出場。これは約1万組にも及ぶ10代アーティストから選ばれた十数組による音楽ロック・フェス。
そんな破竹の勢いで進んできた彼ら、一度チェックしてみて損はないです!
Bob is Sick…ボブって誰だ?w
全員同い年の4人組
メンバーは(左→右)、
- 近藤 潤弥(Drum & Chorus)
- 久世 悠喜(Vocal & Guitar)
- pino(Bass)
- 竹内 カツヤ(Guitar)
音楽で情景・感情の波を生み出し、その上にリスナーの心に”痛く”響く歌詞が乗る。
これらが一体となってリスナーの耳へと流れ込み、聴いた人の心を揺さぶる、アジテートする。
ただの音楽では終わらせない為の”何か”を秘めた音楽を。
中学の同級生で発足した彼ら、昨年末にベースが脱退し、年明けに現在のメンバーに。
最初は中学校の「3年生を送る会」で演奏をするために組んだという彼ら、結成当初は「Bump of Chicken」のコピーバンドをしていたそうです。今のサウンドにもその音楽生の好みの片鱗は見られる気がします。バンプも同級生バンドでしたね、そういえば。
バンド名の由来
彼らを知って、最初の疑問はやはりバンド名。直訳すれば「ボブは病気です。」ボブって誰や!って普通の方なら思うはずです。
過去のインタビューでボーカルの久世さんが由来について話されていました、
高校に入ってすぐYAMAHAの「The 1st Music Revolution」っていうコンテストに出たんですけど、バンド名が必要で決めました。BUMP OF CHICKENみたいに「何とか何とか何とか」っていう言葉のニュアンスの名前にしたくて。それでレインボー英和辞典をパッと開いたら「sick」って単語が目にとまったんです。その例文に「Bob is sick」って書いてあって「これだ!」って(笑)。だからバンド名に意味はないんです(笑)。
という事で、ボブはどこにもいないようです(笑)
叙情的なメロディーと本質を突いた歌詞が心に刺さる
彼らの楽曲の作詞作曲は基本的にボーカルギターの久世さんが担当している。彼の描く世界が音となり響きとなり、大きなうねりを僕らの心の中に起こす。そこに乗ってくる歌詞もやっぱり心に刺さってくる。
最近の流行りの曲はどこか説明臭く、全てを押し付けてくる感覚が僕の中には強いのだが、彼らの楽曲には僕らが感じる猶予を幅を与えてくれているように感じる。
僕の好きな一曲は「アル」という曲なのですが、共有できる素材がないので興味のある方は是非、音源を手にとって聴いていただけると良いと思います。
大切なことはいつだって 簡単な事なんだ
偏見のコレクションにもう用はないのだ
アル/Bob is Sick
最新曲「君と話がしたい」
2015年8月12日Release
タワーレコード限定ワンコインシングル
“君と話がしたい”
¥500(tax out)
1. 君と話がしたい
2. 優しい歌
3. 毛布にくるまって