ども、よーへい(@campanella225)です。
この時期、畑ってやることないんじゃない?って思っている方も多いのですが…確かに夏場に比べたらかなり楽ちん。雑草もさほど伸びてこないし。その分、作物の成長もゆっくり。
もちろん、冬に栽培される作物もいろいろあります。今の僕の畑だと、ニンニクとブロッコリー、玉ねぎ、エンドウ、ソラマメが寒さに耐え、春を待ってます。
ハウス栽培や個人だったらトンネル栽培をしている人も多いですよね。
まぁ、そんな中で僕のソラマメが病気にかかってしまった…(泣)
ソラマメ赤色斑点病っぽい
どうやらソラマメ赤色斑点病というモノらしい。別名はチョコレート斑点病。赤色斑点とか言われるよりよっぽど可愛いネーミングなんだけど、状態に差はない。
どんな風になているかというと、葉の上に赤色の斑点が現れる。
最初は「さび病?」って思ったんだけど、発生時期と褐色の斑点の出方がなんか違う。さび病は春以降に増えるんだよね。
で、調べていると「ソラマメ赤色斑点病」という言葉にぶち当たったってわけです。
ソラマメ赤色斑点病の症状と原因
今のところの症状は小さな斑点がポツポツとあるだけなのだけど…実際にはどうなってしまうのか?
病斑部分はへこんでおり、融合して不整形の病斑となることもある。
多数の病斑を生じた場合、早期に落葉する。茎や葉柄では、小斑点から径2~3cmの長円形の病斑となる。降雨が続くと、病斑表面に灰色の分生子を生じる。
引用元:タイキ種苗株式会社
うむ、まだ小さいだけなのかな。
さらに原因についてはこんな風に書かれている。
病原:糸状菌(かび) ボトリチス ファベ
分生子と菌核を形成して伝染する。病原菌の生育適温は、20~25℃で高温条件下での発生は減少する。
罹病植物に形成された菌糸や菌核が残って感染源となって伝染する。12月中に発生し、低温条件下では小さな病斑として残り、春先の温度上昇にともなって被害が拡大する。
引用元:タイキ種苗株式会社
原因はカビだった
要は胞子が飛んできたり、地表にあって感染する。
現状は小さな斑点も春になり、気温の上昇とともに被害が拡大する…春、全然待ち遠しくない!!!
しかも、こうなっちゃうと治しようがないらしいのね。
ソラマメ赤色斑点病の防ぎ方・対策
治しようがないと書いたのは、農薬を使うしか手立てがないってこと。
カビのボトリチス・ファべくんをぶっ倒すしかないらしい。これは、無農薬栽培でやっている僕としては辛いところ。取れる対策を調べてみると、
罹病植物の残さをていねいに除去する。
発病初期からクプラビットホルテを予防的に散布する。
引用元:タイキ種苗株式会社
簡単にいうと、切るか農薬か?ってとこなんですよね。
[aside type=”warning”]除去する際は、畑の外に持ち出しましょう!その辺に捨てておいては菌が残ってしまいます。
生ゴミとして処理するのがベストです![/aside]
えひめAIで対抗してみようと思う
無農薬栽培でやっているので、まず僕にできることは斑点のついてしまった歯を切り落とすこと。最初に載せた写真は斑点が多いもの。
1つ2つの斑点まで取り除き始めたら、根こそぎ諦めるしかなくなってしまう。症状のひどいものは切り落とし、軽症のものは残す。
そして、「えひめAIがさび病に効いた!」という話を聞いたことがあった。なので、同じように糸状菌が原因のソラマメ赤色斑点病にも効果があるんじゃないの?と考えたわけ。
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効果があったら、また報告したいと思いますが…音沙汰なかったら、涙にくれてると思ってください(笑)
では、この辺で。
(*以下、2017年4月追記)
というわけで、ソラマメはどうなってしまったのか…というと無事に育っています。
今のソラマメの様子がコチラ。
赤色斑点の拡大を抑えられたという結果です。
花が咲き、これから実ってくれることを願うばかり…また、収穫が終わったら報告しますね♪
最近読んでいる、この本。慣行栽培、無農薬、有機栽培、自然栽培…いろいろと考えさせられます。
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