「仕方ない、やるか」の繰り返しがコツコツになっていく。

手仕事 生き方
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ども、たかしたよーへいです。

3月になり4月が来て…その間、僕は本業はさておき種まきやら草取りやら「畑仕事」が忙しい(笑)好きでやっていることなんだけど、「めんどくさいなぁ…」と感じることもあるわけですよね。

そんな中、作家・吉本ばななさんの素敵なエッセイが目に止まった。

読まれていない方は是非、一読してほしいと思う。

哲学者・アランの『幸福論』の一節を引用しながら、様々な分野に取り組む方々がそれぞれの「幸せ」について語っていく企画。その中の吉本ばななさんの回。

指先を動かしただけでも新しい世界ができあがる。

この回で紹介されていた『幸福論』の一節はこういうものだった。

プロポ27 「楡の木」より
「運命とは定めなきものだ。指先を動かしただけでも新しい世界ができあがる。どんな小さな努力でも限りない結果を生ずる。」

角川ソフィア文庫『幸福論』より

生活の中のどんな物事も、ほとんどのコトがそんな風に成り立っているのではないか?という話。

ばななさんは「洗濯、子育て、小説を書くコト。」を例にとって書かれていた。

一つ一つやるしかない。闇雲に始めるのではない。

深呼吸をして、よし、仕方ない、やるしかないと落ち着いて、大体のヴィジョンだけをしっかり見据えて、もう何も考えないことが肝心だ。あとは手を動かすのみ。

引用:ボクとワタシの「幸福論」第4話

子育てだったり、日々の食事だったり、仕事もそうだね。「日常」と呼ばれる行動のほとんどが、こうしたことの積み重ねで出来上がってる。

「仕方ない」と思っていたりいなかったり、むしろそういった思考を挟むまでもなくやっていることもたくさんあったりする。

でも、その事で世界は確かに少しだけ変わっているんだと感じる。

「仕方ない、やるか。」で出来ていることの大切さ

どんなに好きな事であっても、ましてや「普通」な事であってもさ、いつでも「やっるぞ〜♪」ってテンションではないわけです(笑)

好きな作業、好きな仕事、好きな相手のためであっても「仕方ない、やろ」って少しの覚悟を持ってことに当たる。そういうことってたくさんある。その日の気分だったり、体調だったり、特に理由はなくてもね。

そんな中、意味があってもなくても小さく大体のビジョンをたてて、手を動かし始める。

そうすることが出来てしまうことってスゴいことだなと。僕は感じる。

当たり前のことのようで、結局は「仕方ない、やろ」って決めてやっているんですよね。それすら出来ないことの方が世の中には多い。少なくとも、僕は「仕方ない、やろ」って言ってやれることの方が少ないように感じる

そして、その連続、繰り返しが「コツコツ」になっていくんだな。

まとめ

今の僕が毎朝やっていること。それは水やり。すぐに終わりそうなことなんだけど…少しでも寝坊するとこれが一気にハードワークになる。

でも、やらないわけにはいかない。もちろん天候にも左右されるけどね。今年の畑は固定種を率先して使っている。どうしても、「種子から苗を育てる」という工程が必要なのね。

霧吹きで何も芽生えていない土に水をまいていく。急いでるけど、なかなか終わらない…(笑)でも、霧吹きであげたいんだよね。ジョウロでシャーってあげればすぐに終わるんだけど。でも、霧吹きを使いたい。

3ヶ月後くらいに実りの幸せをいただけるといいなって、だから「仕方ない、やるか」って水やりをしてる。

そういう小さなことでいいんだと思うんだ。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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