ども、よーへいです!最近、米作りに夢中なわけですが…今回も田んぼ関係のお話。
前回、『低農薬・無農薬栽培での米つくり。除草、抑雑草にはチェーン除草機が強い味方に!』という記事を書きました。
チェーン除草をすること2日ほど、新たな道具を師匠が貸してくれたのです。
チェーン除草機を作った矢先にこっちの方が良いんじゃない?って…ありがたいんだけど、「せっかく作ったのになぁ」なんて思わなかったわけでもありません(笑)
ただ、あまりに便利な道具なので多くの方の助けになると感じています。チェーン除草機とは役割が違うので今は両方で除草・抑雑草に取り組んでいます。
中耕除草機の一種だと思う…
貸していただいた道具というのが、コチラ!
何となく使い方は想像できるのだけど…こんな道具は初めて見ました。裏面がどうなっているかというと…
錆びている具合から、それなりの年月が経過した道具の様子。
これを貸してくださった師匠に「これって、何という道具何ですか?」と聞いてみたのだが…「何でしょう(笑)ちゃんとした名前はわからないけど、これ絶対に便利だから!使ってみて!」って。
畑にしろ、田んぼにしろ素敵な師匠達がいてくれるので本当に助かる。このユルさもありがたい!
なんという道具なのか気になったので、調べてみると「中耕除草機」と言われるモノの一種のようだった。全く同じ形状のものは見つからなかったのが残念。
ネットで調べてみて近いものは、この辺り。
地面を滑らすことで回転する刃がついているので借りたものよりもイカツイ感じ。進化したバージョンなのかなぁ…もし、ご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです!
田んぼの地表をゴシゴシこすります!!
使い方はとても単純。
こうやって生えてきている草を見つけては、上からこする。
そうすることで裏面のヘラ状のモノが地表を引っかき、生えてきた草の根っこから掘り起こしてくれます。この辺りはチェーン除草機と共通の原理ですね。
実際に使っているところを撮影したので、ご覧ください!
いかがですか?使い方自体はとっても簡単ですよね。
気泡がたくさん出てくるのは、春に咲いていたレンゲや雑草が発酵して排出したメタンガスが抜けてくるからです。ガス抜きにも一役かってくれるのがチェーン除草機と変わらずに素敵。
チェーン除草機との使いわけ
とっても便利な道具をお借りして、こりゃチェーン除草機はどうなるかな…と。正直、どちらかだけを持つのであれば、こちらの中耕除草機の方が便利だと感じています。
ただし、僕のように1反(10a)という規模の場合ですね。もう1反くらいはこれだけでもやりきれそうですが、それ以上大きいと時間のかかり方など問題が出てきそうですね。
この中耕除草機がチェーン除草機よりも優れている点、
- 目の前で除草が確認できるため、確実な除草が可能となる。
- 田んぼ歩きが慣れている方ならば、時間的な効率はあげられそう。
チェーン除草機の優れている点、
- 田んぼに入っていかなくても使える(ただし、時間がかかる…)。
- 広い範囲を大まかに除草できる。
- 稲への適度なストレスで、稲そのものを鍛えることが出来る。
太字にした部分が重要だと感じています。正直、ぼくにとって田んぼへ入ることは労力でも何でもないので大きな魅力にはなっていない。
ということで、今現在の使いわけとしては先にチェーン除草機をかけて次に中耕除草機で確実に除草する流れにしています。
ぼくの場合、平日の田んぼ作業は出社前の午前5時半〜6時半過ぎまでが勝負になっています。なので、今日はチェーン除草機をかけたなら明日は中耕除草機をって感じですね。
田んぼが広い方はこういった2条、3条を一気に掻き込める道具も良いのかなと思います。
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