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    チェーン

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    ども、よーへいです。

    米作りにおいて、どのような作業が大変か?といえば「除草」。草取りです。

    もちろん、その前段階における田植えや代かきなども重要ですし、全てを人の手だけに頼って行なっていると大変な労働となります。

    それでも「除草」が大変な作業と言われるのは雑草が水田に生い茂ってしまうと、とてもではないですが除去仕切れない、そして収穫にも大きな影響をもたらすからなんですね。

    特に低農薬、減農薬、有機栽培、無農薬栽培などの慣行栽培に対して除草のための薬品を大幅に減らしたり全く使わない方法での栽培においては特に重要な事柄となってきます。

    ぼくの田んぼは低農薬栽培。田植え後に1度だけ除草剤を入れました。ですが、初めてのこともありとんでもない失態をしてしまったんです。

    その辺りについては別記事で報告しますが…除草剤がほぼ効いていない状況になってしまったのです。

    そういう経緯もあり、自前の除草機を作ろう!と思い、リサーチした結果みつけたのが「チェーン除草機」なるものでした。

    今回はその使い方、作り方、考えられる効果など解説していきたいと思います。

    チェーン除草機ってどんなもの?

    ぼくはチェーン除草機を知った時、「これだ!!」って感動を覚えたのですが…意外と世の中には知られていない存在のようです。

    ぼくが米つくりをしている地域で、米つくり・野菜作りを長年やってきている師匠お二方も初めて聞いたとおっしゃるレベル。この二人が知らないとなると、よっぽどレアアイテムの様子。

    作りとしては塩ビのパイプを浮きにして、そこにチェーンをぶら下げる。それに紐をつけて、畔から引っ張ってみたり自ら水田の中を引いて歩いてみたり…

    そうすることで、地面をチェーンが引っ掻いてくれるというものなんですね。

    チェーン除草機で何を除草したいか?

    さて、ぼくがチェーン除草機でどんな草を除草したいと考えているかというと、こういう草なんですね。

    コナギの芽

    水中にあるので上手くピントが合わせられず、みづらいと思いますがご了承ください。小さな草がピッピッと生えているのがわかるでしょうか?

    水田につきものの雑草の1つ「コナギ」の芽。こいつらがなかなかのクセものなんです(笑)

    こう見えて、地中には倍くらいの長さの本体が隠れています。これを根絶とは言わないまでも「稲の成長を阻害しない程度に抑えたい」というのが主目的

    雑草と言っていますが、れっきとした「コナギ」という名もあり、かつては食したなんて話も聞いたことがあります(真偽不明)。

    とても生育が旺盛な植物なので、増えてしまうと稲の成長に差し支えるんですよね。なので、稲がある程度の大きさに成長するまでは可能な限りは取っておきたい!

    チェーン除草機の使い方

    言葉で説明するよりも、使っている写真をみてもらうと話が早いかな。

    チェーン除草

    稲を倒しながら進んでいきます!

    写真の右側へ向かって進んでいるところですね。ロープの先がどうなっているかというと…

    チェーン除草

    この時は畔からロープを引っ張って使ってみました。

    小学1年生の息子の遊び道具となっているのも否めないのですが…まぁ楽しんでくれるので手伝ってもらいました。

    チェーンが地表をひっかいていく

    使い方としては、場所を変えながらひたすらロープを引っ張っていく。ロープを2本つけることで畔の両岸から引っ張り合いをすると時間が短縮できそう。

    土がかき混ぜられて土埃がたっているのが写真でわかると思いますが、チェーンが地表をひっかいてくれているんですよね。

    チェーンにコナギなどの草が引っかかたり、土ごとひっくり返ることで除草ができるという形です。

    チェーン除草機は初動で使用する時期が大切

    何度か使ってみたのですが、使用する時期がとても大切だと感じます。特に初動ですね。

    今回、ぼくが「チェーン除草機を使ってみよう」と感じたのは除草剤を流出させてしまい、草が抑えられそうになかったからなんですよね。

    低農薬栽培で米つくりをする予定でいたので、田植え直後の1回だけ除草剤を入れることになっていました。そこで除草剤の投入まではしたのですが、直後に落水(田んぼから水が抜けちゃうこと)させてしまった。

    うん…痛恨のミスですが、良い勉強になりました。

    結果として、ある意味では幸運にも超低農薬(ほぼ効いてないんじゃないか?w)栽培になったわけです。『これは…除草をしっかりやらねば!」ということでチェーン除草機を作ったんですね。

    田植え直後の地表が柔らかいうちに最初の除草を

    除草剤は効いてるかなぁ、効いていないかなぁ…とマゴマゴしている間にコナギは芽を出し、ぼくの田んぼは1回目の中干し(2〜3日間)を行う時期に。

    田植えから10日後くらいから地中に溜まったメタンガスを抜く、稲の根をより深くへ伸ばすことを目的に一度干すんです。

    結果として、地表が少し硬くなった…。

    本来はそれでOKなんです!でも、チェーン除草機との相性は悪くなってしまった。本当に地表だけしか引っかき切れない感じ。

    来年以降の反省として、田植え直後にチェーン除草をしてコナギなどの芽や根を発芽前に撃退する。ここが大切かな。どっちにしても、それでも生えてきますからね。

    よりチェーン除草機の効果を高めるのであれば早い方が得策だと感じました。短期間の中干しをしない場合は問題ないんじゃないかな。

    チェーン除草は除草効果だけじゃない!

    と、今年のチェーン除草は少しだけ出足が遅かったわけです。

    それでも、1日おきぐらいに使っているんですよね。その理由はチェーン除草は除草だけが目的じゃないということです。具体的には2つあります。

    水中を濁らせることによる効果

    直接的な除草には少し力不足になってしまったのですが、雑草の生育を抑える効果を狙っています。

    チェーン除草機が通った後は土がまい上がって、水が濁ります。こんな感じ。

    チェーン除草

    気泡が出ているのは地中に残ったメタンガスが抜けている。これも稲の生育に関わるので良かった。

    水が濁るということは、雑草たちに日光が届きにくくなるってことですね。

    もちろん、しばらくすれば濁りは元に戻っていくのですが…舞い上がった土が草の上にふり注ぎます。そうすることで濁りが収まった後も効果が期待できるという流れ。

    稲にストレスをかけて強くなってもらう

    もう1つは雑草ではなく、稲に関係する部分。チェーン除草機が通った後、「稲はどうなっているの?」というと…なぎ倒されてます(笑)

    『おいおい、大丈夫か?』って思うのですが、数時間後にはしっかりと元に戻ってました。

    これが稲にとっては良いんです。

    人間も一切のストレスがなくなってしまったら、逆に楽しさのない人生になると思うんですよ。過度なものはゴメンですが。

    稲にも少しだけストレスを与えて上げて、よりたくましくなってもらう。

    チェーン除草

    稲がある程度の大きさに成長するまでは、稲の筋トレのためにもチェーン除草をしていこうかなと考えています。

    今更ながらネットで調べてみると、アタッチメント式で使えるものも売っているんですね…高級品!(笑)

    チェーン除草機を使いはじめた矢先、さらに便利な除草道具をお借りすることになりました…そちらの紹介とチェーン除草機との住み分けをこちらにまとめましたのでご覧ください。

    田んぼの除草にオススメ!中耕除草機でコナギを根から取り除く。(動画付き)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    33歳、二人の男の子の父親してます。レコーディング・エンジニア。「丁寧に生きる」をテーマに本質的な生き方を求めています。農業/発酵/ロケットストーブ/ワイン/ビール/里山/狩猟/愛知県