ども、よーへい(@campanella225)です。
毎朝5時半に田んぼに出かけていって、水位の様子をうかがったり畔に生えてくる草たちを抜いてみたりと…まぁ、本音を言えば眠たい!(笑)
眠いんですが、行くわけですね。行かないわけには行かないというか…義務感とかそういうんじゃなく、行きたいのね。
小さい頃、早起きしてTVゲームとかしませんでした?(笑)楽しいし、やりたいことするにはこうなるでしょ?それと一緒ですね。
早朝にゲームやってた僕が20数年後に田んぼに通ってるとは…全く想像はしてなかったですけど。
超重要な代かき(代すり)
前回の「お米つくりが本格スタート!レンゲ満開の4月から入水の5月まで。」で田んぼに水が入ったところまではお話ししました。
田んぼの土に水を浸透させるために、数日は置いておきます。その後に行われるのが「代かき」と呼ばれる工程。「代すり」って言ったりもします。
代かきって何??
代かきってそもそも何?という方もいると思うのですが、簡単にいうと整地作業です。田んぼを耕した後に水を入れます。そのままでは、凸凹だらけですよね?
下の写真が水が入り始めたところ。このままでは所々で高低差が残ってしまう。それをなるべく均一な高さにして行くのが「代かき」ってこと。
地面が均一な高さになって入れば、水位の管理もしやすくなりますよね。田んぼの隅っこがこの水位なら、どこでもこのくらいの水位になっているよね?って予測がつきます。
とは言いつつ、きっとそこまで上手くもいかないのでしっかりと観察!
水を入れ始めて4日後、5月18日に代かきが行われました。
田植えの予定は23日。
代かき後に浮いてくるゴミを除去
代かきが終わると、土を耕した際に土に混ぜ込んでいたワラや草のカスが浮いてきたりします。他にはアクも浮いてくる。
特にワラや枯れ草たちは田植えの邪魔になったり、あまりにも多く浮いていると稲の育成の障害になってきます。ですから、代かき〜田植えの日までに可能な限りカスを取り除く!
最初は素手でやってたんだけど、師匠が素敵な道具を貸してくださった。
年季の入った道具を貸していただき、作業も快調に進んだ。
この作業、なかなか運任せな部分が大きい。ワラのカスが田んぼの淵にあれば話は早いんですが、そうもいかない。田んぼの中央あたりに漂ってたりしても、手の打ちようがない(笑)
風が吹いて、田んぼの隅にワラ達が吹かれてきたタイミングで上手いこと取れたらいいなぁ…って感じ。
田植えまで数日しかないのになぁ…と少しだけ焦ったけど、まぁなんとかなるでしょと得意の楽観的な性格でやり過ごすことにした。
そして、田植えが完了…
田植え予定の前日、師匠から「水を抜いといて」と言われ、抜くんですか?と率直に驚いた。
これまでに手植えの田植えは4回ほど経験があるのだけど、その時は基本的に水がしっかりと入った中で田植えをしていた。
朝から田植えの場合は前日の夜から水を抜き始め、午後からの田植えならば当日の朝から水を抜く。
水深でいうと1cmないくらいにする。水が溜まっているというよりは、びしゃびしゃに濡れた状態という感じ。
一つ一つこういうの覚えておかないとなと。
水抜きを開始して、僕は仕事へ。まぁ本職も全力投球ですからね。
師匠にも「まだ、先は長いから田植えは任せとけ!」的なことをおっしゃっていただいていたので、皆様の力を頼ってお願いしてきた。
夕方、田んぼを訪れると絶景が広がっていた
夕方、仕事が終わるとめっちゃ急いで帰宅。すぐ田んぼへと向かった。
夕暮れの群青と紫の間、そんな空の色が水面に反射してなんとも言えないキレイな田んぼ。
この景色をしばらく眺めていると「始まったなぁ…」と今さらながら実感する。そして、数ヶ月後の黄金色に輝く田んぼを想像してはワクワクする。
さぁ、これから約4ヶ月。どう付き合っていくんだろ。
楽しみにしていてください!
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