お米と糀の店「米と糀」を開設したよ。そこに至るまでの気持ち。

糀

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今日はタイトルの通り。「米と糀」というそのまんまの名前のネットショップを開設しました。

僕にとって、この1年というのは大きな意味があった1年でした。発酵デザイナーの小倉ヒラクさんの「発酵文化人類学」出版イベントで初めてお会いして、こうじづくり講座をしていただいた。

そこが起爆剤となって発酵の中でも特に「こうじづくり」にハマっていったんですよね。ちょうど米作りを始めたことも相まっていると感じます。

そうしていく内にすっかり発酵ラバーになった、よーへい(@campanella225)です。

糀を醸して届ける。1つの新たな挑戦にもなるので、開設にあたっての話を書いていきたいと思います。

発酵の世界に魅了されているコトは暗黙の了解と言うコトで読んでいってください(笑)趣味で糀を作るだけじゃなく販売するに至る経緯。

ポイントとなるのは、

  • 米作りを続けていきたい。
  • 自家消費は難しい!
  • 米に付加価値をつける

です。

米を作りつづけたい

いきなり、糀じゃないのかよ!と、つっこまれそうなのだけど米作りを続けていきたいんですよね。

今年も1反の米作りが始まります。圃場は畦塗りが行われ、今朝も早朝草刈り。育苗も地元農家の方が進めてくれています。そう、すでに始まっている。

そんな2年目の米作り。今年は無農薬栽培に挑戦です。

先日の「僕がココで米作りをしていく理由。」にも書いたのですが、自分の暮らしている地域の自然とどう向き合っていきて行くか?暮らしていくか?

その1つの形をぼくは提示し続けていきたい。それがぼくが米を作っていくコトなんです。

1反でも自家消費は難しい

昨年の米の収穫は548kg。豊作。ぼくは保存用の蔵や倉庫など持っていないので自宅で保管するコトになります。

冬から春にかけての寒い時期は問題ないのですが、暖かくなってくると米の品質も落ちてしまう。自分で作った米を食べたいという事もあるのですが…この収穫量というのは1年あっても5人家族で消費しきれない量なんですよね。

せっかく美味しく作ったのなら美味しい内に食べてしまいたいし、他の方にも食べて欲しい。

そういう事もあり、全てを自家消費するのではなく自家消費しつつ欲しい方がいらっしゃればドンドン買っていただいたんです。

その結果として3月には2017年収穫分は全て消費されました。買ってくださった方、本当にありがとうございました。

米作り

米の収入と米の価値

こうして1年の米作りを終了したワケなんですが、お米って稼げないなって痛切に感じましたね。正直、今のぼくの目的は稼ぐコトではありません。

ですが、こうして作って売ってみてわかるコトでした。「米農家として生計を立てていく」というのは限りなく無理ゲーでしょと。

もちろん、米農家さんはいらっしゃるので軽々しく言うコトじゃないんです。でも、本当にすごいコトですよ。米農家さん。かといって、高級米ばかりにするわけにもいかないんですよね。米は主食なので。

食費に占める主食の割合が増えると幸福度が減るという研究結果もあるそうです。そりゃそうだよね…主食に食費の大部分を持っていかれるって…。

米の販売価格と価値、流通コストなど…様々な要因があるのだけど。米ってさ、主食ならではの難しさがあります。

発酵させて米に付加価値を

米に付加価値をつけるにはどうしたら良いでしょうか?

わかりやすいところで、ブランドと言うのもありますね。産地としてのブランド、品種のブランド。その次は栽培方法。減農薬栽培、有機栽培、無農薬栽培、無肥料栽培、自然栽培…

そして、ぼくが作る糀。加工食品と言うコトにもなる。蒸した米にコウジカビを増殖させる。それだけで付加価値がつくわけです。

こう言う書き方すると悪どい感じ出ますが錬金術ならぬ、錬菌術なんですよね。

米作りを絶やさないために、米で稼ぐ!

ぼくが米作りを続けていくコトは地域の米作りを絶やさないコトにも繋がります。繋がって欲しい!でね、ライフスタイルとして米作りをする人が増えていくのも嬉しいですが、それだけじゃ足りないと感じているんですよ。

正直、そんなに居ないと思う。他で仕事しながら早朝から除草して米作って「あぁ〜!幸せっ!」なんて人はそんなには多くない。いたら農業人口もっと増えます。

それだけではなくて、ぼくが米を作り続けていくため、さらに農地を拡大して稼ぐ1つの手段にならないかな…と、ここまでくると話がデカくなってきていますが…ぼくはそうなっていきたいわけです。

そのための小さい1歩がこの「米と糀」。小さすぎる1歩なのかもしれません。でもやってみるしかない。

でね、地域としてこういう方向性もあるんだよってコトを言えるようにしていく。米と大豆で味噌も作れる。醤油も作れる。酒米を栽培して酒造さんにアピールして使ってもらう。

単純にそれだけじゃダメなんだろうけど。ひとまず、自分で行けるところまで行く。その第1歩なんです、この「米と糀」。

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ABOUTこの記事をかいた人

33歳、二人の男の子の父親してます。レコーディング・エンジニア。「丁寧に生きる」をテーマに本質的な生き方を求めています。農業/発酵/ロケットストーブ/ワイン/ビール/里山/狩猟/愛知県