米作り2020。田植えから20日間をふり返る。

無農薬栽培 米づくり
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今年の田んぼが始まっています。1反。正確には1反と2畝くらいあるっぽいんだけどね。無農薬で頑張ります。

今年のスタートとしてはレンゲがうまく育たなかったのが1つのポイント。おそらく原因は連作障害…反面、昨年はめちゃくちゃレンゲが効いてしまい、秋の台風で倒伏しちゃったんですよね。これは3年目にして初めてのことだった。

今年はレンゲが十分に育ってはいなかったけれど、まぁ昨年度の残りとかオフシーズンにしっかりと米糠を戻していたこともあり、肥料は足さずに米作りすることに決めました。

そういう意味では今年は無農薬で無肥料栽培になったわけだね。

中野式除草機での2年目がスタート

今年は良いのか悪いのか田んぼに注ぐ時間が通常より多くなった。原因は言わずと知れた新型コロナウィルス。仕事が在宅ワークになり、出勤に費やす分の時間を早朝の除草作業に割り当てられたんだよね。

「最高じゃないか!」

って気持ちもあるのだけど、入っていた仕事予定がことごとく白紙になってしまっているので…うん。どうなるんだろうね、この先。

さておき、田植え後5日目から除草スタート。相棒は今年も中野式除草機!毎日4時半に起き(外はすっかり明るいから起きられる)、身支度をして5時すぎには田んぼに足を踏み入れているのが日々のルーティン。

そこから、2時間半。条間をゴシゴシ、ゴシゴシと中野式除草機をかけていく。条間1本を除草するのに平均で15分。約50メートルに15分。牛歩戦術的なスピードでしか進まない。

2時間半かけて10条分。基本がこのスピードで1日だけプラス8条、他にも2条増えた日もあった。それで6日間。条数としても大体あってくるかな。

で、今にいたる。

本日から除草の第2ラウンドが開始。ツイートにある通り、お隣の師匠の田んぼを干す関係で先日まで圃場は干していたんだよね。

僕個人だけの話で言うと、なるべく水は落としたくない。なぜなら、太陽の光が地表に降り注ぐことで、草が生えやすくなってしまうからね。田んぼの水位の調整も草をいかに生えにくくし、かつ稲の成長も促すか?と言うところがポイントになる。それくらい草の抑制と水位ってとても大切な関係性なんだ。

それでも水を落とす理由は、僕の田んぼからも水をとさないと隣の田んぼの水が抜けきらないからなんだ。同じ地平面で隣り合っているのでどうしても影響してしまう。境界線をコンクリとかで地下数メートルに渡って隔てたなら、影響し合わないんだろうけどね。

そんな工事をするわけにもいかないし、そんなのは全くもって僕の本意でもないからね。

そして、干すことの恩恵ももちろんある。干すことで地表にビビが入り、地中のガスが抜ける。その結果、地面をしっかりと締める&稲の根に酸素を供給することが出来るんだよね。

この効果は1つ大切なことではある。でも、やっぱり草を生やしたくもない^_^;

とまぁ、ウダウダ言ってたりもするけれど目の前の田んぼを見つめて、やれることをやっていくってことだね。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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