「収穫って儀式だ。」初めてのお米作り、収穫してみて感じたコト。

収穫

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あとは天気に祈るしかない。小雨程度なら問題ないけれど、収穫前に田んぼの地面がヌカルんでしまうとコンバインが入れなくなってしまう。

収穫予定までの1週間はひたすら天候が気になっていた。

昨年、秋雨が長引いて米の収穫が思うように進んでいなかった。そんな光景を見ていたので想いはより強かった。

ちょうど息子の運動会も稲刈り前日に開催予定だったのだけど、気になっていたのは稲刈りの方…こんな親父で申し訳ない。

ぼくの想いが届いたのかなんなのか、息子の運動会も無事に開催され稲刈りも天候に恵まれているからって1日前倒しで行うことに。

ひと思いにザクっと。

稲刈り

巨大なコンバインでガガガガーっと刈っていくわけですが、コンバインが巨大ゆえ小回りはききにくい。

まずは畦に沿って刈りすすめていく。当然、対面の畦に突きあたるので旋回しなければいけない。その時に小回りがきかないので一番隅の方がうまく刈れないんですよね。

そして、コンバインの刃が畦に当たって傷んじゃう危険もあるわけです。それらを回避するために田んぼの4隅は先に手で刈っておく。

とはいうものの、ちょっとだけ躊躇する。これまで毎朝のように見守って育ててきましたからね…でも刈らなきゃ食えないし(笑)というなんとも不思議な感覚を覚えながらもザクッといきました。

実は初めて。稲の手刈り。田植えは何度もやってきたんですが、稲刈りの時期は仕事の忙しさでなかなか体験できずにきたんですよね。

ザクッと書いてますが、本当に「ザクッ」とした感触。めっちゃ気持ちよく刈れる(さっきまで躊躇してたくせにw)。

改めて師匠たちのスゴさを知る

下準備をしながら師匠はコンバインに乗り込んで田んぼへと入っていく。

角にくると何度か切り返しながら刈っていくんだけど、コンバインって巨大なバリカンなんですね。仕組みとしてもほぼ同じコトだと思う。

コンバイン

想像と違ったことはとにかく速い!作業の早さもそうだけれど、コンバインの動くスピードが想像以上に速い!

アシスタントとしてお手伝いにきてくれた方に「速いっすね…」と呟くと、「あれは彼が上手いからだよ。俺じゃ、あんな風にはいかない。」と。

手早く刈り取りが終わると、脱穀(稲の茎から籾を取り外す)された籾を大きな袋へ移しかえます。

稲刈り
稲刈り

空のブルーがめっちゃ綺麗な日だった。

この様子自体はお隣の師匠の田んぼの収穫なんです。自分の田んぼの時は写真を撮っている余裕が全くなかった(笑)

この時点でどれだけの収穫量かはわかっていなかったんですが、だいたい8俵(480kg)は獲れている見込み。この袋をライスセンターへ持ち込んで籾すりと乾燥をお願いすることになる。

収穫って儀式めいてる

稲刈り

脱穀直後のお米。

収穫を終えて感じていたのは、収穫って儀式だなってこと。

食べるために育ててきたわけですが、そこには注いできた労力とか時間とかお金が詰まってるんですよね。米が塩味になるんじゃないか?ってくらいに汗も流してきた。

さっきまで大切に大切に育ててきたものを、収穫の時期がきたからといって今度はバッサバサと切りとっていく。

そうしないと食べられないから当然のことではあるんです。

でも、その瞬間ってさっきも書いたように不思議な感覚があるんですよね。大げさに聞こえるかもしれませんが、走馬灯のように色々と思い出す。

特にお世話になった師匠との出会いとか(笑)天気にも恵まれたよなぁとか、台風も大ごとにならずに済んだのは、稲が頑張ってくれたからかなぁとか。

そんな色々な想いをお米に閉じ込めてザクッと刈りとる。うん、儀式だ。

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33歳、二人の男の子の父親してます。レコーディング・エンジニア。「丁寧に生きる」をテーマに本質的な生き方を求めています。農業/発酵/ロケットストーブ/ワイン/ビール/里山/狩猟/愛知県