「耕す」と「文化」は同じ語源だった。そりゃ耕すのが楽しくて仕方ないわけだ。

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こんにちは!よーへい(@campanella225)です♪

だいぶ鍬(クワ)さばきが上手くなってきました。でも、土を耕し始めた瞬間って少しの絶望感があるんですよ。大げさに聞こえるかもしれないんですが、やってみたらわかりますよ(笑)

クワを入れてるけど…畝になんてなるのかな?って。

硬い地面に鍬を振り下ろす。ガツって音と振動が体に伝わる。

最初はハメていたはずの軍手をいつの間にか外してしまう。いつもそう。気付いたら素手でクワを振りおろしている。おかげですぐにマメが出来てしまう。

そんなことを繰り返しているうちに何だか知らないけど、畝になってくる。耕して土に空気を送り込む。耕した実感がある量よりも多くの土の山が足元に出来上がっている。

ただ「耕す」について考えてみる

気がつくと土の山。それをならしていくと畝が出来る。

育てる予定の作物によって畝の高さも幅も決まってくる。その必要性は理解できているけれど、どの作物に対してどのような畝を作っていくべきか?それは全くわかっていない。学ぶべきことが本当にたくさんある。

皆さんは鍬で畑を耕したことがありますか?開墾ですよ、開墾(笑)

一度、やってみるとわかるんですけど…北海道を開拓していった人たち、そうじゃなくとも昔の人たちって物凄いですよ。こんな事を延々とやって水田をつくり、畑をつくり命を繋げてきてくれたんですから。

やるのが当たり前、やらなきゃ食えない、食えなきゃ死んじゃう。

だから、やってきたのだろうけど…今、やれって言われてまともに鍬を振ることもできないですよね?ほとんどの人が1時間も耕せないです。僕がそうでしたから。きっとね。

「耕す」を文字から調べてみた

「耕す」の語源は「田を返す」から来ているとされています。確かに土をひっくり返しています。雑草が生えていてもお構いなしにひっくり返します。確かに語源のまんま。

もう少し面白いことはないかな?ってことで英語も調べてみました。

「耕す」を英語で言うと「cultivate」。初めて知りました。

「耕す」の他に、養殖するとか、栽培する、養う、磨く…といったものも入ってきます。「耕す」も「栽培する」も同じってとこが面白い。さらに興味深いのが「親しくなろうとする、交際を求める」なんて意味合いもある。

「行為」そのものが楽しい

この苦行のような、畑を耕すという行為。もうね、楽しくて仕方ないんですよ(笑)休日に晴れていれば毎回でも耕したいです。

「やっぱりドMだったのか、よーへいは。」と思っている、そこのあなた!あながち間違ってはいません。

でなければ、やれないですよね。耕しただけでは何も収穫できませんし、この後の収穫は確約されていません。当然ですね。ですが、純粋に「耕す」という「行為」が楽しいんです。

楽しい理由は英語の中にヒントがあった

この純粋に「行為」に没頭する。そこに動機とか、報酬とか意味づけなんて何もない。

ただ「耕す」という行為。

だからこそ没頭し、無心になっているのだと思う。心が楽しんでいる実感。身体は痛いんですけどね。手だけじゃなく背中とかもさ。

さらに言えば、さっき調べた「cultivate」という英語の中にヒントがあるように感じている。

最後に書いた意味「親しくなろうとする、交際を求める」。

これはまさに土との間の話だ。その土地、その土に対して交際を求める。親しくなろうとする。その行為が「耕す」。口説くわけですね。そりゃ得意ですよ、僕(笑)

口説くのが得意なわけじゃないな、気になっている相手と仲良くなるのは得意。

そして、「cultivate」は「culture(カルチャー)」とも深い繋がりがある。どちらもラテン語「colere」から派生してきた言葉だそうだ。(参考元;語源由来辞典)

もともとから、ラテン語「colere」には「耕す」という意味があり、それが英語圏に入った時「心を耕す」という意味が加わった。その流れから、「culture(カルチャー)」が出来上がる。

「耕す」と「文化」は英語においては同じ語源を有していた。これ、面白いな。

調べながら、ここまで書いてきましたが新しい発見が多かった。

「耕す」ことが心から楽しくて仕方ない理由はここにあるんじゃないだろうか。「耕す」ことはそのまま「文化」につながる。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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