こんにちは♪よーへい(@campanella225)です。
僕の畑で育てているブラックベリー。毎朝、ガッポガッポ収穫できて困っている(笑)生でそのまま食べるには酸っぱさが強かったり、種が邪魔だったりと…正直、生食の魅力は少ない。
そんなブラックベリーを妻はジャムにしたり、パウンドケーキに入れてみたりと美味しい使い方をしてくれている。僕も何かないかと考えて出てきたのが…『果実酒』!!!
ということで、ブラックベリーで作る果実酒。その作り方です。今回はブラックベリーを漬け込んでいくわけですが、どんな果物で作ったとしても基本は同じです!
果実酒の基本的な作り方♪
果実酒ってとっても簡単♪ものすごく手短に説明するなら、「アルコール度数20%以上のお酒」に漬け込みたいフルーツを入れておくだけ。
アルコール度数20%以上というのがとても大切になりますが、この部分については後半に詳しく書きますね。まずは、作り方を説明していきます。
果実酒を作るのに必要な物
果実酒作りに必要なものをあげてみましょう。
- ガラス製の容器
- グラニュー糖や純度の高い氷砂糖
- 新鮮なフルーツ
- ホワイトリカーなど(必ずアルコール度数20%以上のモノ)
以上です。
では、仕込みを説明していきます。使用している物の具体的な説明は作り方の後に書いていきます!
容器とフルーツを洗いましょう
まずは容器をキレイに洗いましょう。洗った後に熱湯消毒をして、自然乾燥させましょう。この時、布巾などで拭くことは避けるのがベストです。
フルーツについても水で洗い、可能なかぎり水気を取ってください。これも陰干しなどで乾燥させるのが良いとされていますが…キッチンペーパーなどで包みながら水気を取るのが早いですね。
この時、キズのついたフルーツがあれば避けておきましょう。
砂糖→フルーツ→砂糖で層にしていきます
容器とフルーツの準備ができたら仕込んでいきます。
最初に容器に入れるのは砂糖。容器の底が隠れるくらい入れたら、フルーツを入れていきます。今度は入れてあった砂糖が隠れる程度のフルーツを入れていきます。こんな感じで5層になりました。
[aside type=”warning”]使用するフルーツの大きさによってはこの通りにはいきません。大きな果実のものは「砂糖→果実→砂糖」の3層でOK![/aside]
ゆっくりホワイトリカーを注いで、保存
あとは、ホワイトリカーをゆっくり注いで作業は終了!めっちゃ簡単♪
ホワイトリカーを注いだ後の姿がキレイなんですよね♪思わず、インスタに投稿してしまった(笑)
保存方法のポイント・注意点
漬け込んだら、風とおしがよく、温度変化のなるべく少ない冷暗所で保存します。こういう場所って意外にないんですけどね…特に夏場は。なるべく条件の良いところってぐらいで問題ないです。
漬け込んだ年月日、果実の名前を書いたラベルを貼っておくと便利。
標準漬け込み期間(約3か月)がすぎたら、材料を引き上げて清潔なガーゼやペーパータオル等で濾します。
もし、2年以上の長期保存する場合は、漬け込み時にホワイトリカーを多めに入れましょう。そうすることで保存性を高められます。
果実酒に必要なもの
今回、僕が使用しているものを紹介しておきます。
ホワイトリカー(アルコール度数35%)を1.8リットル
僕が用意したホワイトリカーがこちら、
近くのスーパーで売っていたので、これにしました。「おいしい果実酒つくりましょう」と箱に大きく書かれている(笑)様々な酒造メーカーで同じような商品は出ています。
お酒に詳しくない方、とりあえず果実酒を作ってみたい!という方はこういった商品を選ぶのが良いと思いますよ。
さっきからホワイトリカーと言っていますが、これは焼酎の甲類のこと。焼酎には甲類、乙類という分類があります。これは優劣の区分ではなく、製造方法の差で区分されています。
ホワイトリカーを使う理由は安価であること、成分がほぼアルコールと水のみで構成されているため無味無臭です。そのため、果実の香り・旨みを活かす果実酒に向いているというわけ。
[aside type=”normal”]ホワイトリカー以外にはブランデーを使ってつけ込む方もいらっしゃいます。もちろんブランデーの風味がしっかりと出るので、ブランデー好きの方にはオススメです♪[/aside]
容器はガラス製の4リットル瓶
ホワイトリカーを1.8リットル使う予定だったので、容器は4リットルのものにしました。作る量で容器の大きさも調整してください。
目安としては1.8リットルの酒に対して、容器は4リットル。
こういうビンです。これも果実酒用って書いてあったりするんですね。あとは好みですが、もっと密閉度を高めたい方はフタにゴムのパッキンが入ったこういうタイプもオススメ♪
グラニュー糖、氷砂糖、蜂蜜もOK!入れないのもアリですね。
あとは糖類です。多く使われているのは氷砂糖。
1袋1kgで売っていることがほとんどですが、これでOK!僕は今回のホワイトリカー1.8Lに対して、氷砂糖を1kg全部入れました。
ここからはお好みで問題ないです。キリッとした味にしたいなら、氷砂糖を半分くらいにしてみるのも良いかも。ただ、完全に好みと経験値なので初めての方は使い切って良いかなと。
氷砂糖以外にはグラニュー糖で作ったり、蜂蜜を足してみたり、この部分のアレンジは自由ですし、大きく失敗につながることはないですね。
[aside type=”warning”]甘いのがお好きでも、これ以上の分量を入れることはオススメしません!フルーツの味が活きてこなくなってしまうことがあります。迷ったら、控えめに。[/aside]
果実酒に使うフルーツのポイント
果実酒に使うフルーツにとって大事なポイントはこちら、
- 鮮度
- 傷がないこと
- 粒の大きさが揃っている
市販されているフルーツを使うのであれば、買って来てすぐに仕込んでしまえば問題ないですね。
僕のようにフルーツを自分の畑から採ってくると「鮮度」は間違いなく良いのですが…「傷がない、粒の大きさ」という点はかなり難しくなります。
なので、今回はほぼ無視しています(笑)どんな結果になるんだろう…
[aside type=”warning”]使ってはいけない果物としてブドウがあります。こちらは果実酒の材料として認められていません。法律で規制されていますので、ご注意ください。詳しくは下記にリンクしてあります、酒税法についての記事をご確認ください![/aside]
使用するお酒のアルコール度数について
冒頭に『必ずアルコール度数20%以上のお酒を使用してください』と書きました。
これは酒税法に抵触する可能性があるためです。アルコール度数が20%を下回っているお酒を使用して果実酒を作ろうとすると、さらなる発酵が起こってしまう可能性があるのです。
つまりは、漬け込んでお酒を作るのではなく「醸造」してしまうことになります。これが違法なんですね。もっと詳しくはこちらの記事にまとめていますので、是非一度お読みください。
酒税法違反?!自宅で果実酒を作られてる方、作りたい方は注意です!
ということで、完成が楽しみです♪手軽につけ込むだけで自家製果実酒は作れます!ですが、上記のような酒税法の部分だけはお気をつけください!
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