お米をジャケ買いしたくなる!そんな米袋を作りたい!

レンゲ畑 米づくり
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何年前だろ?高校生だったので、10数年前。その頃、よくCDの「ジャケ買い」をしてたんですよね。

最近では配信が中心になって、死語になっていってしまいそうな「ジャケ買い」。限られた小遣いをガンガン投入してた。

収録されてる音楽へのワクワクをジャケットが倍増させてたんだよね。

試聴したいけど試聴コーナーには置いてない。でも、ジャケットがクソほどカッコいい!欲しい!ジャケットがカッコいいなら、絶対に音楽もカッコいいに決まってる(謎の盲信)!

そんな感じだった。

ぼくにとってジャケットって重要なんですよ。簡単に言えば「見た目」ということになるんですが、パッケージって大切ですよね。

音楽で言えば、その世界観を音楽だけじゃなくビジュアルでも表現している部分なワケですよ。

ならば、米袋の表面もCDでいうところのジャケットに当たる。

お米って、どういう基準で選んでいますか?

産地だったり、品種だったり、農薬使用の有無だったり…最近では生産者で選んでいます!という方も増えてきている。

そんな中でも米袋で選ぶことって少ないですよね?いくつかの候補があって、その中からならばデザインで選ぶかもしれない。

なら、米袋でジャケ買いしてもらえるようなパッケージにしたいなと

やるなら、とことん作りたい。絶対におもしろいから。

名古屋のアーティスト・河野ルルさんに依頼

当初、自分で描くか妻に頼むのもいいかなぁとか考えていたんです。もしくは息子画伯に依頼するのも楽しそうかなと。

でも、なんか違うな…って。モヤモヤ。家族でやってくのも楽しいけれど、十分に一緒にやってもらってる。

もっと外を巻き込めないか?ということで画家さんに頼むことにしたんです。まぁ費用はかかります。ですが、本質的な意味において現段階で気にしてることじゃないなって。

壁画を描くことでホテル代をタダに…

ぼくの米袋のデザインをお願いしたのは河野ルルさん。

彼女の描く絵も大好きなのですが、人間的に面白い!

どんな方かというと…長期旅行でメキシコに行った際、ホテル代を支払うお金が尽きてしまったんですって。仕方ないので、ホテルの壁に絵を描くことで宿代をタダにしてもらっていたそう。

壁画を描いてはホテルを渡り歩く女(笑)めっちゃスゴいことですけどね。

作品のラインが好き。

どんな作品を描かれるのか、彼女のインスタから引用しておきます。

Instagram

どうですか?素敵じゃないですか???

ルルさんの作品の好きなところは、どんな題材においてもその線なんですよね。ラインの1本1本の線というんじゃなくて、輪郭のラインのとりかた。

感触として柔らかい。そこがぼくは好きなんですよね。

見て、食べて、そして幸せになって欲しい

ルルさんの壁画が描かれているカフェで何度か打ち合わせを行いました。

ぼくの田んぼといったら「レンゲ」。

レンゲ

めっちゃキレイでしょ?!

このレンゲをモチーフに描いて欲しいというのがぼくの希望でした。まだ、完成形は決まっていませんが、こんな感じのイラストを描いてくれています。

河野ルル

まだ、何枚かの候補から絞り込んでさらにブラッシュアップしていく段階です。最後に迷ったら、Twitterで意見を募ったりしようかなぁとも考えています。

こうやって実際に稲も育ち、袋のデザインもしてもらって…ことが進むにつれて感じているのは「手にとってくれた人に幸せを感じてもらいたい」ということ。

米ジャケットをみて楽しんでもらって、米を食べてもらって幸せを感じて欲しい。たぶん良くはないんだろうけど…採算なんて考えてないんですよね。(妻には内緒ですwたぶん、楽しいならいいんじゃないって言うだろうけど)

食べてみたい!と言うかたがいらっしゃいましたらTwitter、facebookなどお知らせください!

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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