無除草剤での米作り。感じる昨年との違いは草、微生物、繋がり。

無農薬栽培 米づくり
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眠い目をこすりながら、たまには息子に起こされたりもしつつ除草に向かう日々…田植えから1ヶ月が過ぎました。

仕事の出張が入ったコトで2日間はお休みしたけど、それ以外は雨の日も晴れの日も二日酔いの朝も、作業を続けた。ひとまず、この1ヶ月よくやった!自分!!

まぁ、まだまだこれからですが(笑)

1年に1度の米作り。まだ2度目。初動が少し鈍かった反省がありますが、おおむね順調にここまでやってこれたと信じています。

昨年度は田植え後に初期除草剤を撒きました。

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今年はこの除草剤の使用を止めて、いっさい除草剤を撒かない方針でスタート(というのは、どうにもならなかったら、中期除草剤という隠し球はなくはなかった)。

また田植え時に投入していた化学肥料も止めて、冬の間に牛糞堆肥、米ぬかなど有機肥料を入れていたのみに抑えています。去年は咲かせていたレンゲも連作障害が出るので今年は咲かせていない。

正直、リスキーはリスキー。師匠や先輩方はいますが一緒の農法でやっている方はいない。ま、やってみよ精神ですね。

そんな今年の米作り。ここまでに体感している違いをまとめていきたいと思います。

生えてくる草が多様に

昨年度との1番の違いは除草剤。実際に草の生え方に違いがあるのか?というと…あります!!

本当はあってはならないコトなのですが、昨年は除草剤を入れた後に落水させてしまいました。当然のことながら、除草剤の効き具合が悪くなるんです。何より他の圃場に流入させてしまったら問題になります。

そういう意味では完全な比較にはならないのかもしれないですが、体感としては昨年度よりも生えてくる草が増えました。

どうしても田んぼの入水口付近は、水とともに草花の種が入り込むので生えてくる量が増えます。これは除草剤を使用した昨年も今年度も同様の結果に。

今年度の違いはというと、広く範囲にまんべんな〜く草が生えてきたコト

昨年は落水させちゃったけど、それでも除草剤が効いていたんだなと初めて実感できました。

除草剤を使っていないので生えてくる草が増えるのは当然のことなのですが、種類も増えました。もちろん、大きくは変化していないのですが、依然としてて主力はホタルイ。めっちゃ生える(笑)

『大迫、半端ないって』ならぬ、『ホタルイ、半端ないって』って感じ。

水田雑草

稲とホタルイ/2018年6月28日撮影

ホタルイの他には、コナギ、アゼナ、クログワイ。あとは米の天敵になるノビエ。昨年も最終的には生えてきましたが、目につく大きさに成長するまでの期間が今年の方が短い。

中耕除草機が大活躍!

無農薬栽培の必須アイテム「中耕除草機」メリットと注意点」で紹介しましたが、中耕除草機はとても役立ちました。

もちろん、大規模に稲作をされている方にとっては使えないものですね。時間と労力がかかりすぎる…ただ、1〜2反を無農薬&除草剤でという方なら持っていて損はない道具ですね。

使い時はとにかく初期段階!田植えが終わって、根の活着を待ったらすぐに始める。可能な限りガンガン進めていく。

[aside type=”warning”]湛水状態で使用すること。ホタルイでいうと発芽〜2,3cmくらいまでが効果的。それ以上に育ってきたら手作業で取り除く方が確実。[/aside]

一度でも中耕除草を行ったか、行っていないかでその後の手作業による除草の労力がかなり違ってきましたね。

微生物も活躍してる!(たぶん)

あと、結構びっくりしたのが土の手触り。

無除草剤で機械もなく…というやり方だと最終的に使い勝手がいいのは自分の身体。毎日すこしずつでも手作業で除草をしていく方法になるんですよね。

必然的に土壌に触れる機会と時間が増えていく。昨年度の最初の頃は戸惑いというか躊躇があったのも正直な気持ちです。

なんか異世界に手をつっこむ感じですからね。一度、触れてしまうと土が舞い上がってしまうので、何がその中にあるのかもよく見えない。

取り除いた草が手に溜まってきたら、土の中に押しこむ。草といえども、田んぼの土の養分で大きく育っているので、その養分を再び土に返す。というか還す。

本当、最初はビビりながらやってた。

そうやって日々、土壌に手を突っ込んでいく中で昨年度と大きな違いに気づいたワケですね。

『地表のヌメりかたが全く違うっ…!!』

ってね。ズゴいぬるぬるしてるんですよ、ホント。カエルの卵でも握っちゃったかなってくらいにぬるっとする。昨年はココまでじゃなかったんですけどね。

で、これって微生物じゃない?ってことなんですよね。除草剤を入れなかったことで、微生物も増えてるんじゃないかと。

どういう順番かはわかんないですけどね。

「除草剤を入れなかったから、草が増える。草が増えたから微生物も増えた。」なのか、「除草剤を入れなかったから、微生物も増えた。」なのか…

考えの及ばない循環の中で増えたのか…?要研究です。

すべて繋がってる

ここまでの中で体感した違いを書いてきました。昨日から、『中干し』という期間に入りました。水を切って土壌を乾かす期間です。

こうすることで、稲の株を過剰に増やさないようにする。増えすぎてしまうと、栄養が分散して結果としては収穫量が減ってしまうんですね。

日々の除草は続いていきますが、1つの山場は越えつつあります。

こうして実際に除草剤を使わないで栽培をしてみて、思いの外、体感するほどの違いが出るもんだなぁと驚いています。

正直、ほんの少しなんですよね。昨年に僕が使った除草剤。それでも、こうやって違いが出ちゃうんです。ちゃんと色々なことは繋がっている。

良くも悪くも繋がっちゃってるんですね。自分が何を選択して、どういう形で自然に手を入れていくのか?改めて考えてやっていきたいと感じます。

まだまだ、収穫までには時間がかかりますが頑張ります!では、今日はここまで。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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