すっかり発酵にハマっているです。特に寒い冬場は雑菌の繁殖が抑えられるので長期熟成させるような味噌の仕込みには最適の時期なんですよね。別に夏場に仕込んだって問題ないですが、有利ということです。
ところでみなさんは甘酒飲んでますか?と言いつつ、僕も毎日は飲んでいません…(笑)お味噌汁は欠かせないんですけどね。甘酒は週に2〜3回くらいかな。
手軽な糀の使用方法って甘酒じゃないかなぁと感じています。もちろん、塩麹を仕込まれる方や、少し手をかけて味噌を仕込むかたもいらっしゃいます。
今日は甘酒をお家で作られる方へ向けて、簡単なレシピについて書いていきますね。
そんなことより甘酒が買いたかったという方は、糀の甘酒専門店『古町糀製造所』へどうぞ!では、本題へ。
【簡単レシピ】糀とお湯を混ぜて約60℃で6時間保温
仕込みはものすごく簡単で糀とぬるま湯(60℃前後)を『1:1』で混ぜます。僕は基本的にこの方法で仕込んでいます。
その後、温度計で温度を測りながら約60℃(経験的には53〜58℃)で6時間保温してください。ってことなのですが、この後の保温に使う道具によって手間が変わります。
[aside type=”normal”]4人家族で糀300gとお湯300mlで作ることが多いですね。消費量はご家庭で様々ですが、初めての方はこのくらいか200ずつにして様子を見てみると良いと感じます。[/aside]
ヨーグルティアがめちゃんこ便利!
現在、甘酒づくりで僕が使っているのはこちらのTANICAの「ヨーグルティアS」。
温度&保温時間を手軽に設定できるので、めちゃんこ便利!糀をお湯を混ぜたら、ヨーグルティアにセット!あとは6時間後を待つのみ…手軽すぎる。
もちろん、ヨーグルトも作れるし一家に1台あって損はさせないアイテムです。
ちょっと手間がかかってしまう炊飯器
そして、もう一つが炊飯器の保温機能を使う方法です。以前はこの方法でやっていたのですが、あくまでもお米の保温機能なのです。設定温度も明確には見えませんし、少し手間がかかります。
基本的にはさっきまでと同じなのですが、糀とお湯を混ぜた時点の温度が低かった場合はお鍋で温める必要があります。炊飯器の保温能力には差があるので、ひとまず60℃までは加熱してから炊飯器に入れます。
その時も温度を上げすぎないように注意が必要です。
炊飯器の温度管理はフタの開け閉めで!
炊飯器の保温スイッチを押したら、フタは閉めないで布巾をかぶせておきましょう。開口部が大きい炊飯器なので、開け放しでは熱が奪われてしまいます。
と言いながらもフタを閉めてしまうと温度が上がりすぎてしまうこともあります。
なので、たまに温度計で温度を見ながらフタを開けてみたり半分閉めてみたりと…こういった管理が必要になってきます。
これも1つの楽しみと言えるのですけど、ヨーグルティアの便利さを知ってしまった今では戻る気は湧かないのが正直な気持ちです。
炊いたお米を混ぜて作る方法もあります
糀とお湯だけで作る甘酒は良くも悪くも『糀!!!!』って感じがあります(笑)
糀の風味が好きな方にはオススメなんですけど、もう少しマイルドな風味と甘さにしたいという方は炊いたお米を混ぜて作る方法をオススメします。
分量としては、だいたいこんな割合。
- 糀 150g
- 炊きたての米(うるち米、もち米) 150g
- お湯(60℃前後) 300ml
正直、そこまでセンシティブにならなくても問題ないですね。糀を100gでも美味しくできます。どこまでマイルドさを求めるかはあなた次第!
自分のベストマッチを見つけてみよう
正直、写真もないし丁寧じゃないかなぁと思ったりもするのですが…必要ないくらいに簡単なんですよね。
ネットや本などでレシピを見てみても同じような分量では出てくるのですが、少しだけ違ったりします。それって作る人の好み。
それぞれが「この分量だと美味しい!」と感じている値なんですよね。
発酵の面白いところってココじゃないかなと僕は感じていて、大枠の正解みたいなものは確かに存在するんですよ。でも、そこに縛られるワケじゃなくそれぞれがそれぞれで美味しかったり特徴があって楽しめちゃう。
お腹を壊さなきゃOKって感じでさ。良い悪いではなくて、作った人の数だけ「これもいいよね」って味がある。
だから、ここの分量も参考にしてみて次はお米増やしてみようかなとか、無しでもいいかとかやってみて欲しいんですよね。きっと自分のベストマッチがあると思うの。季節や気分でも変わるだろうし。
そんなこと言いながら、温度管理は大切です!(笑)分量よりもココをしっかりやっておくと甘くて美味しい甘酒ができるんじゃないかと。
次回は、何度も何度も「温度」が重要ですと言っているワケを書いてみたいと思います!ではでは。
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