今朝はネギの定植をしてきました。品種は石倉一本太ネギ。
長ネギの仲間で、タネまきは3月下旬~4月上旬(春まき)か9月上旬~10月下旬(秋まき)して、苗の定植は春(3月中旬~4月下旬)か夏(7月上旬~8月上旬)が通常です。
そういう意味でちょっと遅れてるんですけどね、実は。
ただ、今年は7月末まで梅雨が明けず、しっかりと雨が降っていましたよね。ネギは湿度が苦手なので、様子見していたんだ。そして何より、本来であれば畑で育てていた下仁田ネギを植え付けようと期待していたの。
なのに、長雨にやられてしまい腐ってしまったんです…あぁ、残念。
ネギ苗の定植。盛土は北、東方向に!
そんなショッキングなこともありましたが、これからの季節にネギは欠かせない野菜の1つ。珍しく苗を買ってきました。
ネギ苗の植付けはどうしても土を掘り返さなければいけないのが難点。仕方ないんですけど、普段は不耕起なので若干の違和感を感じたりもするんですね。
おはようございます。聖護院大根は発芽して順調そう。少し土寄せしといた。今朝の畑はビックリするほど涼しくて、意気揚々とネギ畝のために鍬を振るった。普段は不耕起なので鍬って久々だったな。 pic.twitter.com/5OeJJJ8ioq
— 高下陽平|Youhei Takashita (@campanella225) August 23, 2020
不耕起の話はまた機会を別に譲ろう。今回はひとまずネギの植付けですね。こんな風に溝を掘って、ネギを置いていきます。
僕の畑は畝を南北にとっています。でね、ネギの植え付けのためには溝を掘るんですが、掘ったときの土をどちら方向に盛るか?が今回のポイント。その話をしたいがために書き始めました。
写真で東方向に土が盛られているのがわかりますか?西側にも盛り土があるようにも見えますが、それは西側の畝の盛土。写真に写っているネギに対しての盛土は東側になります。
盛土で夏の朝陽を軽減する。
さぁ、なぜこんな事をしているのか?それは見出しが答えになってしまいますが朝陽を浴びすぎるのを軽減しているんですね。
夏場、日光は恵みでもあり脅威でもあります。人にとっても同じですよね。
種まきをしてみても水があっという間に乾いてしまって、実は白菜の種が全く発芽してきません。ネギにおいても強すぎる日光は驚異なんです。
この後、ネギは段階をおって盛り土を寄せていき成長させていきます。植付け直後は根の上に少し土を被せる程度。その上に藁や枯れ草を被せて保湿を図ります。
ネギは確かに乾燥気味の土地の方が合ってはいるのですが、植付け直後はの薄い覆土では夏の陽射しがキツい。根が活着し始めるまで、乾燥しきらないためのちょっとした手助けですね。
何度も同じ写真を使い回すけど、改めて写真を見てみてください。
実際にはこの後にもう少し盛り土を垂直に盛り直しました。でも、ほら防げているのがわかると思います。
これにどこまで意味があるの?それよりも水をあげたら?みたいな事は言わないでください(汗)
ネギを白く育て、暑い夏を生き延びてもらうちょっとしたポイント。絶対にとは言わないですけど、気になった方はお試しください。
↓僕が愛読している、参考書籍です。
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