バレンタインといえば、ここ日本においては毎年2月14日にやってくる「女性と一部のモテ男子」にとっては楽しいワクワクするイベントですよね(笑)
ですが、お隣の国「台湾」ではこんな真夏の8月にやってくるそうです!今日はそんな真夏のチャイニーズバレンタインをご紹介します!
チャイニーズ・バレンタイン(Chinese Valentine)って?
チャイニーズ・バレンタインは旧暦の七夕、7月7日は「七夕情人節」に行われます。なので、毎年だいたいはこの時期になりますが一般的なバレンタイン(2月14日)のように決まった日付にはなりません。
台湾の七夕は、織姫の誕生日と言われています。また、織姫は子供の守り神と考えられていることから、小さな子供のいる家庭では花や食べ物などを供える風習も残っているようです。でも、どちらかといえば大人の行事という色合い強くなり真夏のイベントとしてのバレンタインが定着しているという事です。
どんな祝い方をしてるの?
その内容はというと、最近の日本とあまり変わらないようですが、豪華な食事をしたり、プレゼントを贈ったりと「恋人やパートナーがいる男女」のイベントという印象が強いです。この前後は高級ホテルやレストランの予約も満員状態になるというほど。
ですが、日本との大きな違いはこれら一連のお祝いは男性から女性へするというのが主な考え方のようです。台湾では、女性から男性へのプレゼントは「ヒモ」を意味していまう文化のようです。
そもそもバレンタインデーって何だった?
日本では「女の子が好きな男の子にチョコレートを渡して告白する日」というのが一般的な定義でした。最近では、女性の友人同士でチョコレートを送りあう「友チョコ」、自分へのご褒美としてチョコレートを購入したりと日本では独自の発展をしてきました。正直、本来の意味合いも姿も知った事じゃない状態です(笑)
本来のSt.Valentine’s Day…
そもそもバレンタインデーってなんでしたっけ?調べてみると事の発端は約1800年ほどさかのぼり、269年にローマ皇帝の迫害によって殉教した聖ウァレンティヌスに由来しているとされています。
ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。キリスト教司祭だったウァレンティヌスは秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。
う〜む、こんな昔の出来事が極東の日本に伝わり、本来の姿・由来は全く知られずに独自の発展をしている…世界は何が起こるかわかりませんね。
僕が思うチャイニーズ・バレンタインの使い方
もうこれは、好きな女の子に告白するきっかけに使うしかないと思います(笑)
特に学生さんは夏休みも終わりに近づいてきてますよね?これまでに花火大会、バーベキューなどなど…きっと告白するチャンスはいっぱいあったはずなのに逃してきてしまった!という方は、「今日ってチャイニーズ・バレンタインなんだってさ〜」なんてとこから、こじ付けてみてはいかがですか?当方、その結果には何の責任もおいませんが。
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