2017年も終わりが近づいてきた。安直な表現だけど、本当にあっという間の1年だったなぁ。
米作りを始めたり、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんをお招きして「こうじづくり講座」をやっていただいたり。昨年から「やってみたいなぁ」と考えていたことを実行に移せた年だったように思う。
同時に「これからの自分」を改めて考えるようにもなった(生きる、働く、「自分のペース」を考えてみる。)。
『その中で焦ってるなぁ…自分。』と感じることが幾度もあった。生き急いできたと感じてはいないけれど、何かに追われていた気もする。
何にだろう…?
ジャンプアップは出来ない
この僕が追われていた「何か」。
結局のところ、それは自分。改めて気がついたのはこのこと。もっと言葉にするなら「あわよくば、もっといい感じにコトが運ぶんじゃないか?」という自分の気持ち。
そもそも、我ながらここまで運よく進んできていると思うんですよね。お米を作る環境にしても、お米を売るにしてもたくさんの方々に応援していただいた。
にもかかわらず、もっともっとという気持ちがどこかにある。欲深いですな…。それが焦りや切迫感になっていたように今は思う。
ヒントをくれていたのは、
気づくキッカケをくれていたのは、ヒラクさん(今年はヒラクさんイヤーだな)。
ヒラクさんをお招きした際に小一時間のドライブをする時間があったのね。その中での会話で「やっぱり、ショートカットって出来ないんだよね。ジャンプアップ出来ないんだ。」って。
発酵デザイナーというよりも菌になられているヒラクさんからもらったその言葉は、なんとなく心に残り続けた。
ときをためて生きていく
書きながら昨年末、「人生フルーツ」の完成上映会にお邪魔した時のコトを思い出していた。
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この映画のナレーション・樹木希林さんが何度も語る、
風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が超える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
こつこつ、ゆっくり。ときをためる。
そこにヒラクさんの言葉が重なった。
あれから1年経って、やっとその意味合いがわかってきたんだと思う。
そうは言っても、欲も出るし焦りもするんだよ、きっと。いや、間違いなく(笑)その間を行ったり来たりしながら、それでも自分の見たい方向を向いて歩いていく。
同時に、チャンスは一瞬で通り過ぎていく。それは34年の人生で少しだけ気づいていること。身近にあるのに気づかな買ったり、怖くて手を出せなかったり。
チャンスを待つという感覚ではなくて、「あっ」と思ったら決意して潔く進む。そういう心持ちの余裕を持っておく。
そんな感じ。
これからも僕は僕の暮らしを作っていく。もっともっとそこにフォーカスして生きていこう。そう感じているクリスマス。
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