アタッシュケースに収まる超コンパクトなツインコンロ『焚火アタッシュ』!

ロケットストーブ ロケットストーブ
この記事は約7分で読めます。

ども、よーへい(@campanella225)です。

昨年10月に紹介したロケットストーブ工房LIFTOFF(リフトフ)ロケットストーブ「わんこ」がリニューアルされ、『焚火アタッシュ』としてさらにパワーアップして帰ってきました!

これまでの、

  • 持ち運びやすさ(大きさ・重量)
  • 組立てが簡単!(工具は一切不要)
  • 調理台として十分な火力がある(ロケットストーブの原理で強火力!)

という魅力はそのままに、デザインも実力もさらに上げてきました!

今回は焚火アタッシュの組立てと、具体的に何がパワーアップしたのか?について書いていきます。

焚火をアタッシュケースで持ち運ぼう!!

この「焚火アタッシュ」、その名の由来はすべてのパーツがアタッシュケースに収まってしまうことからきています。

アタッシュケースのサイズは『46cm×33cm×15cm』と、ロケットストーブ「わんこ」の時と全く同じサイズです。

女性やお子さん、お年寄りまで力に自信がない方でも簡単に持ち運びができます。

まさに「焚火」をアタッシュケースで持ち運ぶ形なんですよね♪

さっそく、その内容と組み立て方を説明していきます。

焚火アタッシュの内容

ケース自体はごく普通のアタッシュケース。

ロケットストーブ

空いたスペースには火種に使う木材や軍手、着火用のトーチバーナーなどが入れられます。

内容としては、

焚火アタッシュ

  • 本体(そのまま、燃焼室になります)
  • 106mmステンレス煙突(ホンマ製作所製!安心のMade in Japan♪)
  • 煙突部分を安定させるバー付きフタ
  • 組立て式ゴトク
  • 吸気の調整にも使う調理台(本体に乗っている板のこと)
  • アタッシュケース

これで一式になります。

ステンレス煙突

すべてが『46cm×33cm×15cm』のアタッシュケースに入ってしまう。そして、火種や着火のためのバーナー、ライターも入れられるんですよ。

それだけでも、やっぱりスゴいな…と感じちゃう。

2分あれば準備OK!「焚火アタッシュ」の組立て方

今回も組み立ては超簡単!!

アタッシュケースを開けて、2分もあれば組立てを完了して着火に移ることができます。

1.足をつけて煙突を自立させる

ではまず、煙突に足をつけていきます。「焚火アタッシュ」で唯一不安定な場所が煙突部分。この煙突部分の安定性を高めるために、煙突の底にバーをつけています。

焚火アタッシュ

「カポっ!」っと簡単に入りますが、ステンレス煙突の扱いが不安な方は軍手などをして作業する方が良いですね。

これをはめると煙突のみで自立するようになります。

2.煙突と本体とをつなぐ

あとは本体とつなぎましょう。それだけです!早っ!!!

基本的にはこれで完了です(笑)

あっ、組み立て式ゴトクを煙突の上に設置します。これで完了。

燃焼スペースが広くなった!!

組み立てはとても簡単ですよね。きっと説明もいらないくらいなんです。直感的に組み立てていけば使える。

ロケットストーブ「わんこ」の時は本体部分が2つのパーツに別れていました。今回の焚火アタッシュではそういうこともありません。組立てがよりシンプルになったと感じました。

で、実際のところ「何がパワーアップしたの?」って話です。

僕の第1印象は「燃焼スペースがグン!と広くなった」ということ。

焚火アタッシュ

ロケットストーブ「わんこ」と並べてみた

燃焼スペースとしては3倍くらいになっている印象。

燃焼室が大きくなると、何が良いのか?といえば『大きな木材が使える』ということですよね。例えば、「わんこ」と「焚火アタッシュ」に約40cmほどの木材を入れてみます。

ロケットストーブ

手前側が新作「焚火アタッシュ」、奥がロケットストーブ「わんこ」。

同じような長さの木材を投入してみると「わんこ」の方はかなりの部分がはみ出してしまうんですよね。

この状態で火を扱うと燃焼室の外へも炎が立ち上がってしまいます。なので、必然的に「わんこ」で使える木材というのは短めのものに限られてしまう。

今回の「焚火アタッシュ」はとても広い燃焼スペースを確保しているので、使える木材の幅が広がります。

また、『大きな木材が使えるということは燃焼する時間も長くなる』ということにも繋がるんですよね。

調理スペースも大きくなってる

本体の容量が増えたことで、調理台として使えるスペースも広くなりました。これがパッと見た中で気がついた2つ目の魅力。

焚火アタッシュ

左側が『焚火アタッシュ』、右側がロケットストーブ「わんこ」。

上下の焚き口に何を置くのか?で比較はかわってきてしまうけれど、『焚火アタッシュ』の方がヤカン1つぶんは広く使えているのがわかると思います。

これって、大きな進化ですよね?お茶を沸かしながら、2つの料理が作れる。

吸気を操って、遊ぶ!!

そして、もう1つの大きな変化。これは見た目では気がつかなかった。

触ってみて気がついたのが、調理台になる板をスライドして位置が変えられるんです。これは『吸気を自分で操って、遊べ!』ってこと。

吸気口が大きければたくさんの空気が入り込んできますが、その空気の流れる速さは遅くなります。この時、炎はユラユラと揺れながら燃えます。

逆に吸気口の大きさを絞れば、吸い込まれる空気の速度が速くなって、炎がゴォーゴォーと音を立てて燃えます。

焚火アタッシュ

イメージできますか?

ホースから水が出る時を思い浮かべてみてください。流れている水の量は同じでも、ホースの口を指で潰したり塞ぐとどうなりますか?それと同じですね。

遊び要素が大幅にアップ!

これまでのロケットストーブ「わんこ」に少なかった要素が補完された感じがしました。

防災グッズとしての印象が強かった「わんこ」に対して、「焚火アタッシュ」は防災グッズとしての能力はそのまま残し、そこにアウトドアグッズとしての「遊び」要素をしっかりと併せ持つ形に進化した。

適切に吸気口を絞ると流れる空気の速さが速くなるということを楽しみながら火を扱う。そういうことが今回の「焚火アタッシュ」では可能なんです。

後片付けがとっても楽チン

こういったアウトドア用品で面倒なのが後片付け!

経験ありますせんか?どんなコンロでも炭や灰、落ちてきた油の片付けが面倒なんですよね。その原因となっているのは、コンロ本体の作りです。

本体内のちょっとした隙間に炭や灰が入り込んでしまったり、手を入れにくかったりしてしまう事が多いです。その反面、この焚火アタッシュは本体の作りがとてもシンプルになっています。

水洗いするときもタワシを手に持ってゴシゴシ洗えます。後片付けが楽チンなのは大きな魅力ですよね!

まとめ

今回のバージョンアップで一気にアウトドアでの使用にも強くなったと僕は感じました。

災害時の防災グッズとしてはロケットストーブ「わんこ」でも十分かなと個人的には感じていたんですよね。でも、進化してきた「焚火アタッシュ」ではがっつりアウトドアでも使える!

実際に触ってみてそう感じました。本当、遊び要素が増えたことが素敵♪

具体的な使い方・遊び方はコチラの記事を参考にしてみてください!

[kanren postid=”3072″]

Amazonでの取扱いはゴールデンウィーク前後を予定しているそうです!その際にはこちらのページからも購入可能になりますので是非、チェックしてみてください!

(2017年6月28日追記)

諸事情でAmazonでの取り扱いが遅れていたようですが、ついに販売スタートしましたね。

僕のTwitterアカウント(@campanella225)でも改めて告知させておただきますね♪

これから夏にかけてBBQのコンロとしていかがですか??

こちらの記事もオススメ♪

ロケットストーブ「焚火缶」の実力は?アウトドアグッズとしても防災用品としても使える!

『丁寧な生き方』を改めてかんがえてみた。

【大府市】ロケットストーブ工房「LIFTOFF(リフトフ)」暮らしの中に「火」を取り戻す。

【ロケットストーブ】ペール缶で作るロケットストーブ。自作して感じる5つの魅力!

 

ロケットストーブ
スポンサーリンク
シェアはコチラからお願いします!
書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

最新情報はコチラから
タイトルとURLをコピーしました