岐阜市川原町、岐阜城の城下町に当たるこの地域には当時からの町屋造りの街並みが残されています。すぐ脇には長良川が流れ、夏場は1300年以上の歴史をもつ鵜飼の観覧も出来る情緒ある場所なんですよね。
そんな岐阜市川原町にあるカフェ「池戸」をご紹介です。
築140年以上の町屋造り家屋を利用しているカフェということで、店内も程よく薄暗く、心落ち着く空間になっています。
古民家好き、歴史好きもカフェ以外の楽しみも出来る場所ですね。昨年までは夏季限定で「舞妓さんちのかき氷」がオープンしていたカフェでもあります。
玄関を入った土間の部分はこんな感じ。
靴を脱いで少し行ったところで見上げるとこんな造りになっているんですよね。
吹き抜けになっていて、そこに天窓が。町屋造り家屋は町の構造で日光が入りにくい。その問題を解決するために、こうした方法を取っていたんです。
もう1つ、特徴的なのは中庭。
これも日光を取り入れる工夫の1つ。
町屋造りは訪れるとわかるのですが間口は狭めで、奥に長い。ウナギの寝床のようになっています。
当時の使い方としては玄関側は商売スペース、真ん中に中庭があり、一番奥には蔵がある。そんな感じだったのでしょうか。
混雑時は難しいかもしれませんが、店内を奥まで見に行ってみるとウナギの寝床感をしっかり味わえます。
溢れる美味しさ池戸バーガー!
ということで、町屋の話ばかりしてきましたがカフェ池戸の池戸バーガーがとにかく美味しかった。
ひとまず、メニューを載せておきます。
思った以上に豊富なメニューなんですよね。その中でも店の名前を冠しているだけあって、池戸バーガーはボリューム&味ともにオススメ。
かなりボリューミーで男子学生は軽くいけそうですが、30代中盤のオジサンとなった僕にはいい感じにお腹いっぱいになります。
楊枝を刺しておかないと崩れ落ちてくるので、手で持ってかぶりつくのは無謀ですね(笑)
ナイフとフォークを使って、いかにキレイに食べるか?に挑戦しながら食べましたが…あえなく道半ばで崩れ去りました。
他には東海圏以外からの方はナポリタンもいいかもしれないですね。写真はお皿に盛り付けられているのですが、実際には鉄板ナポリタンでした(笑)
名古屋めしとして知られるようになっていますが、名古屋というか東海圏のメニューだと僕は思う。
カフェ池戸の情報
・営業時間
夏季:9:00~22:00
冬季:9:00~19:00
・バス利用時
JR岐阜駅北口バスターミナルの12,13番乗り場から
(JR岐阜駅~長良橋下車徒歩3分)
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