どーも。よーへい(@campanella225)です!
岐阜県郡上市にあるNPO法人「こうじびら山の家」。キャンプ場跡地に建っていた古民家を改修し、そこを自然学校とキャンプ場として使用している。
そこの設立者であり、代表理事さんが友人の友人ということで…1泊2日で「田舎暮らし」をしてきました。
「こうじびら山の家」の情報
まずは「こうじびら山の家」の基本情報から。
岐阜県郡上市明宝畑佐137番地3−3
岐阜県郡上市明宝。東海地方にお住いの方は「明宝」と聞くとピンとくるものがあるはず…!
そう!『明宝ハム』ですよね!(…ピンときてなかったら、どうしよ)あの有名な明宝ハムを作っている「明宝」。実際に明宝ハムの本社工場があります。
↓これね!
食べたことがない方は、ぜひ♪
懐かしさを感じた古民家
名古屋から約2時間。美濃市を過ぎあたりから、急激に山深くなっていく。郡上八幡インターを降りてからは、約30分ほどで「こうじびら山の家」に到着。
想像していたほどの山奥ではなく、郡上市街からは近いんだなぁという印象。山道もさほど急激でもなく、ターボの付いていない軽自動車でも不安なく行けました♪
ということで、
とっても立派な古民家。ふりかえると山々がとても美しいです。
転がっているドラム缶は『ドラム缶風呂』に使います♪庭木にはハンモックが付いていたり、手作りのブランコが設置されていたりと、子供たちは大はしゃぎ(笑)
小高い位置にあるので、見渡してみても山しか見えません。ドラム缶のある場所まで行くと周辺の民家が見えますけどね。
この庭の脇には小さな鶏舎があって、そこで鶏さんが暮らしています。今回は卵を採らせてもらったりはしていないのですが…以前にも来たことがある友人は、その日の朝にうまれた卵を食べさせてもらったと話していました。
玄関にはシカの…
「自宅の庭もこれだけ大きかったらいいなぁ〜」なんて考えながら、玄関に向かうと…
お正月なら「しめ縄飾り」が飾られるであろう場所に鹿さんが(笑)わかりにくですが、写真の右下にはイノシシの頭蓋骨もありました。
そーいえば、ここに到着するまでに明宝の「道の駅」に立ち寄ったのですが、土産物として売ってました。角が立派な鹿の頭骨。
それだけ、多く生息しているんでしょうね。
使う分だけ薪割り(幼児でも体験できます!)
この日は僕の家族を合わせて、5家族が集まりました。全員を知っているのは僕の友人だけで、その他は基本的に「初めまして!」から始まる不思議な集まり(笑)
たまたまですが、どのご家庭もお忙しいようで…父親で参加してきたのは僕のみ。ちょっとだけ肩身がせまい。
ま、それは置いておいてまずは「薪割り」。川遊びの後は身体が冷え切ってしまうので、すぐにドラム缶風呂に入れる体制を作ってから遊びに出かけます。
キャンプ場やホームセンターで購入する「薪」って、着火時に使うには大きすぎるんですよね。かといって、細かくしておいても保管時に散らかって邪魔です。
保管時は大きい方が便利。使う時に着火用に使う分だけ好きな大きさに割る。
子供にも使いやすい軽量なナタも用意してくださっています。
道具の使い方、薪の割り方もしっかりと教えてくれますし、大人もやったことがない方は是非!
薪の準備ができたら、ドラム缶に水を貯めて、火にかけ、川へ出発!
数年ぶりの川遊び!!!
ドラム缶風呂の準備をしたら川遊びへ。近くを流れている「吉田川」の支流にあたる場所へ。車で5分ほど移動しました。
大きなビニールカヌーや魚獲りのための網も現地で用意してくださっていました。さらに忘れてはならないのが「ライフジャケット」。大人も子供も全員が着用です!
その時に使っていたモノがとっても使いやすかったのでご紹介しておきます。個人的にも購入する予定。
実は初めて使ったんですよ。子供の頃に川遊びしていた時には存在すら知らなかったわけですが、これ本当に必要だなと。大人もね。
川遊びの写真を載せたいのですが、プライバシーを考えるとモザイクだらけになってしまうため、この一枚だけ。
写真の奥の方は身長が180cmある僕でも足が底につきません。久々に川で泳げたのがめっちゃ楽しかった(笑)
少しだけ上流からボートに乗って川下りなんかも出来ますし、魚も本当にたくさん!水中を覗けば、すぐそこに泳いでいます。捕まえられるかは別問題でしたが…(僕は一匹も取れずw)
ドラム缶風呂は命の洗濯にピッタリ
川遊びをすること2時間強…これだけ遊んでいると冷えます(笑)冷えないわけないのです。でも、あっという間。子供も大人も、なんであんなに夢中になるんだろう?と不思議なくらい。
濡れた体で車に乗るのですが、車のシートを守るためのビニールシートも用意されています。至れり尽くせりです。スゴイ!
古民家に帰ってくると、ドラム缶風呂が熱いくらいに炊きあがっていました。少しだけ水を足して、温度調節をしたら飛び込むだけ♪
この日は曇り空でしたが、おかげで本当に気持ちよい最高の露天風呂でした!これ、晴天だったら暑いかも…
オッサンになってきてしまった僕には「ドラム缶風呂」が一番でしたね。色々な体験の方が子供達は楽しめていたようですが…大人はコレがオススメです!
特に嫌なことのない日々を送っている僕ですが、エヴァンゲリオンのミサトさんの名言「風呂は命の洗濯よ」を思わず心でつぶやいてしまいました。
BBQするもよし!カレー作ってもよし!
晩御飯はカレーライスとスイカ割りをしたスイカ。子供もが多かったり、BBQにこだわりもないので楽チンなカレーライスを選択w
釜でご飯を炊いていきます。この時も薪割りをしました。
友人には「なぜ、ロケットストーブを持ってこないんだ!」と言われちゃいましたが、何も考えていなかったんですよね…
とまぁ、米を炊いたり、カレーを作ったり、子供たちと遊んだり(これが8割くらい)していると…
山間は日が沈むのも早い。夕暮れの空を眺めながら夕飯。
本当の真っ暗闇。
夜になり、職員の方に連れられてみんなで夜空を観察に行きました。
外に出て、古民家の明かりが見えないところに行くと「真っ暗」。
本当に真っ暗闇なんですよ。久々でしたねw自分の輪郭も見えないです。だんだん慣れてくると、見えてきます。
そして、暗闇だからこそ発揮する聴力の力を体感してみたり、闇に慣れてきた眼で見る夜空の違い。そんなことを楽しませてもらった。写真はないですが…すごいですよ夜空♪
何にもしないのも有りじゃないかなぁ
翌朝は1人で5時前には起きてきて、仄暗い庭でPCを開いていた。
ガサゴソと山の方から気配を感じるけれど、クマやイノシシは出てこなかった。よかった。
一人二人と起きた人が増えると朝ごはん。竹にパン生地を巻きつけてパンを焼いたり。
居間に卓球台を出してきて卓球をしたり、庭の一角に木材と釘を使って「秘密基地」を建設したり…やりたいことを好きなようにやる。
今回は川遊びをさせてもらったりもしたけれど、単純に「暮らす」ということをしてみるのも面白いだろうなぁと感じた。同時に、短期的には「暮らす」は体感できないんだろうなとも思う。
どうしても「体験」なんだよね。
ただ、「体験」としてはとってもよかった。色々な企業が研修として使っていたりするのも納得できる。
一度、「田舎暮らし」を体験してみたい方にはオススメです!
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