ども、よーへい(@campanella225)です。
僕が暮らす愛知県春日井市。ここには「高蔵寺ニュータウン」と名付けられた団地があります。
僕は高蔵寺ニュータウンで生まれ、幼少期はそこで育った。その後、同じ市内ではあるけれど、別の地域に引越し、実家は今もそこにある。
大人になり、結婚し、僕は再び「高蔵寺ニュータウン」で暮らしている。
そんな僕にとって、高蔵寺ニュータウンを舞台としたドキュメント映画「人生フルーツ」は観ないわけにはいかない。
映画『人生フルーツ』って?
僕にとって観なければならない映画であると同時に、現代の生活に疑問を感じている人には是非とも観てもらいたい映画。
観てもらいたい「映画」でもあり、同時に知って感じてもらいたい生き方なんですよね。
「人生フルーツ」はあるご夫婦の暮らし方・生き方を追ったドキュメンタリー映画。
1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。
けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。
修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。
引用元:『人生フルーツ』公式HP
自由時間評論家・津端修一さん
「人生フルーツ」の主人公・津端修一さん、その奥様・津端英子さん。修一さんは昨年の6月に90歳で亡くなられました。奥様の英子さんは現在もご健在。
僕が津端さんを知ったのは、畑を始めてから。畑の師匠にいただいた麦の種。その種の出どころが津端さんの畑からだったことがスタートだった。
その後、畑や田んぼの関係者と話をする度に耳にすることになった「津端修一」という名前。
彼の人生と僕との接点としては、
- 高蔵寺ニュータウンの設計者の一人
- 高蔵寺ニュータウンに住み、そこでクラインガルテンを持った暮らしを実践
- 僕の田畑の師匠達に多くの影響を与えている
こんなところになるだろう。
理想のニュータウンを思い描いてみる
正直、僕は津端修一さんの何を知っているか?と言われてもほぼ何も知らないのと変わらないだろう。周囲からの話を聞く中でとても興味をもっていはいるけれど。
もっと知りたい、津端さんの描いていたニュータウンってどんなものだったのだろう…そんなことを考えていた。
そんな中で映画「人生フルーツ」が公開されることになり、運良く完成上映会にもお邪魔することができることになっている。あっ、抽選に当たっただけですからね(笑)
今回の上映会、かなりの倍率だったようだけど当選した。もちろん、偶然なのだけど偶然を必然だったと言えるような機会にしたい。
年明けより各地で上映されます!
12月24日に高蔵寺ニュータウンがある、ここ春日井市では完成上映会が行われます。その後、年が明けた2017年1月2日には東京・ポレポレ東中野で上映されます。
その後は全国13カ所で順次公開されていく予定となっています。
詳しくは公式ホームページをご覧ください!→映画「人生フルーツ」公式ホームページ
映画を観にはいけないけど、津端さんご夫妻の暮らし方が気になった方はこちらの書籍で、その一端を感じてみてください。