こんにちは!よーへい(@campanella225)です。
琉球王国最高の聖地と呼ばれている「斎場御嶽(セーファーウタキ)」。かつては完全なる男子禁制の地であり、国王でさえも足を踏み入れる際には女装をしていたということです。2000年には世界遺産として登録され、パワースポットとしての注目も浴びています!では、ご覧ください!
チケット購入・駐車場は南城市地域物産館で!
まずは入場するためのチケットが必要となります。現在のチケット購入・駐車場は「南城市地域物産館」となっています。
[aside type=”warning”]以前は斎場御嶽の入り口の直前「緑の館セーファ」でチケット購入が可能だったようですが、2013年よりチケット販売場所、駐車場も「南城市地域物産館」に変更となっています。ご注意ください![/aside]
南城市地域物産館が満車の時は知念岬公園駐車場へ!
私が訪れたのは年末でしたがすでに駐車場は満車。そんな時は「南城市地域物産館」から海辺の方へ下ってください。そこに「知念岬公園駐車場」という公園駐車場があり、そちらも解放されています。ともに無料で駐車が可能となっています。
入り口:緑の館セーファ(資料館)で説明を受けましょう
駐車場から斎場御嶽の入り口となる「緑の館セーファ」までは少し歩きます。南城市地域物産館から距離にして約700m。二人の子連れの私で10分強かかりました。大人であれば10分はかからないと思われますが、その分の時間がかかることを考慮して旅の計画をされることをオススメします。
緑の館セーファで場内でのマナー教習VTR(約3分)を観ます
緑の館セーファにて、購入したチケットを渡します。入り口のすぐそばの別室にて斎場御嶽内でのマナー教習VTRを観ます。これは必ず観なければなりません。
このルールがあるおかげで、気持ちが引き締まります。もちろん、観光で訪れているのですが、ここは「聖地」、「神聖な場所」なんだなということが感じられます。
教習VTRと言っても、そんなに難しいことを言われるわけではありません。先にも書いた通り、斎場御嶽が聖地であり神聖な場所であることを認識し、それにふさわしい振る舞いをしてくださいということです。観光ではなく、祈りにいらっしゃる方も多数いらっしゃいます。その祈りを妨げるような行為は避けなければなりません。
[aside type=”normal”]ここでベビーカーを預かってもらえます。また、怪我の原因になるのでヒールの高い靴も避けましょう。サンダルを借りることも可能ですが、スニーカーで行くのがベターです![/aside]
斎場御嶽には6つの神域が存在する
斎場御嶽には以下の6つのイビ(神域)と呼ばれるポイントがあります。
- 御門口(ウジョウグチ)
- 大庫理(ウフグーイ)
- 寄満(ユインチ)
- シキヨダユルとアマダユルの壺
- 三庫理(サングーイ)
- ウローカー
[aside type=”warning”]現在、6番目のウローカーへは入れなくなっています。ウローカーへの道が崩れてしまったため、通行が不可能なようです。[/aside]
6つの神域がありますが、その中でも「大庫理・寄満・三庫理」の三箇所は首里城内にも全く同じ名前の部屋が存在しており、そのつながりの強さをものがたっています。
では、実際の様子を紹介していきたいと思います!
御門口(ウジョウグチ)
聖域への入り口ですね。でも、実際にはボーッと歩いていると通り過ぎてしまいそうです(笑)ここには道の脇に6つの香炉が置かれています。斎場御嶽内の拝所(お参りする場所)の数をあらわしているということです。
この先の道はこんな様子です!
大庫理(ウフグーイ)
御門口から登っていくと左手に見える最初の拝所になります。
大庫理(ウフグーイ)というのは大広間という意味なのだそうです。その名の通り、開けた空間にハッとさせられます。
近くにいた現地ガイドさんの話によると、琉球王国のシンボルである「龍」が見えるらしいのですが…いかがですか?
実際にこの石段の上では祈りが捧げられていたようです。もちろん、現在も拝所なので一般の観光客の立ち入りは禁止となっています。
寄満(ユインチ)と艦砲池
先へ進むと道が左右にわかれます。道順としては左手の寄満(ユインチ)へと進みましょう。少し歩いて行くと右手に小さな池が見えてきます。斎場御嶽の案内図にも「池」とだけ書かれている場所です。
この池は70年前の沖縄戦時にアメリカ戦艦の艦砲が落ちて出来た池ということです。
実際の姿。
艦砲池を過ぎるとすぐに寄満(ユインチ)が見えてきます。
「台所」を意味するのですが、当時の琉球王国は貿易がさかんで世界中から交易品の集まる場所でした。そこからの解釈で台所というよりは「豊穣の満ち満ちた所」という解釈が正しいということです。この辺りの感覚は難しいですね…
シキヨダユルとアマダユルの壺
先ほど道が2つに分かれていた所まで戻り、もう一方の道へと進んでいきます。すると見えてるのが「シキヨダユルとアマダユルの壺」。
全体像を写真におさめたかったのですが、観光客の多さに断念しました…
これ、触りたくなるんですが触らないでくださいね。邪悪な心の人が触ると…みたいなことが起こらないでもないですから(笑)僕は触る勇気もないです。
三庫理(サングーイ)
斎場御嶽の中でも最大の見所となるのが、三庫理(サングーイ)。先ほどの壺の横に有名な「三角岩」があります!
とにかく大きな岩。
こういう人智の超えたサイズのものに人は神々しさを感じるんでしょうね…なんの偶然でこういう形でおさまったんだろう?とか考えてみたりもするのですが、答えのない問いですね。ここ、自然のパワーに圧倒されますよ!
この三角形のすき間を通っていくと、拝所があります。
なんとなく、ありがたい感じがしてしまって親子で「久高島」へ手を合わせてしまいましたよね(笑)拝所なんで良いんです!
沖縄南部で観光するなら、オススメです!
パワースポット好き、世界遺産ハンターの方は絶対に行くべきですよ。本当に素敵な空間です。
観光客も多いですが、地元の方もお祈りにいらっしゃってました。なので、観光で行く方はそこだけは配慮をして楽しんでもらいたいですね。郷に入っては郷に従う。観光客のマナーの悪さから、斎場御嶽への入場を規制しようという声も実際に上がっているとのことです。
休息日にご注意ください!
斎場御嶽では聖地としての静寂さを確保すること、自然保護の観点から毎年2回旧暦5月1日~3日、旧暦10月1日~3日を休息日としてお休みとなっています。
- 2016年6月5日〜7日、10月31日〜11月2日
- 2017年5月26日〜5月28日、11月18日〜11月20日
今年と来年でいうと上記の期間はお休みとなっているので、ご注意ください。
案内ガイドもオススメです
今回、わたしは入場時間が遅かったため案内ガイドは頼みませんでしたが、時間が合う方にはオススメですね。各拝所で現地の案内ガイドでしか知らないエピソードや解説が聞けます。次回、行くなら絶対に頼みたいですね。料金もリーズナブルです!
・定時ガイド 料金:1名様(高校生以上)300円
出発時間:9:30発・10:30発・11:30発・12:30発・14:00発・14:30発・15:30発・16:00発
・予約ガイド 基本料金:10名様まで、2,000円(1人増すごとに100円増)
所要時間:約50分程度(ご相談に応じます) 受付時間:9:00〜16:00
*お問い合わせ・ご予約緑の館・セーファ TEL:098-949-1899
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