100年後のために種をまく

家庭菜園 有機栽培・自然農法
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先日、参加している畑コミュニティの運営委員会が開かれた。4月には総会がある。

かれこれ4年の月日が経過したんだなぁ。成長したのかなぁ…

正直なことを言うと、2年目から米作りを始めたのが大きな誤算でしたね。畑に費やす労力や時間が稲作に持って行かれてしまった。よかったこともあれば、少なくない足かせともなった。

来季は畑が5年目、稲作4年目。このタイミングでコミュニティの副会長となる。組織の年齢層をみていればこうなっていくのは必然だし、言い方は悪いけれど何年か経てば否応なく動ける人は減っていく。

その間に、僕はこの会をどうしていきたいのか?1つ1つ考え、言葉にしていく必要があるなぁと感じてるんだよね。

なぜなら、今後は運営が苦しくなっていく。立上げメンバーが減り、1人あたりの運営費負担も増えていく。そんな時に自分たちが集まっている意味あいというのが重要になってくる。

今は当たり前のように集い、畑を楽しんでいるけれど、それほど遠くない将来には苦しい状況がやってくる。その時の自分たちの支えになるものが必要なんだと感じ始めているんだ。

手段だけになっていないか…?

このコミュニティの規約に記されているミッションは「畑を耕すことで地域の景観・環境を保全する。」ということだ。

ただ、これはどちらかと言えば手段なんだよね。ミッションというには弱い。

もう少しこの部分を掘り下げていくと、今のコミュニティ内の認識として、「畑を耕すことで地域の景観・環境を保全する。」を実現していくために無農薬、有機肥料で栽培する決まりになっている。

そして、やはりこれも手段なんだよね。

「無農薬・有機肥料栽培で畑を耕すことで地域の景観・環境を保全する。」

こうやって言い換え可能になってしまう。

どんな未来を描くのか?

では、何を考えたらいいのだろう。それは、どんな未来を描いていくのか?ということだと思うんだ。

僕らが春日井市玉野という地域で無農薬・有機肥料で畑をしていく。そこに込められた使命はなんだろうって。

そこを明確にしていきたい。野菜を栽培することで僕らは何を担っているんだろう?なぜ、環境を保全していきたいんだろう?

こうやって書きはじめてみたものの、まったく考えはまとまってはいない。けれど、1つ間違いのない気持ちとしては「繋げていきたい」ということだ。

10年後も50年後も100年後でも、美味いご飯を食べていける環境を繋いでいけるように。米作って、野菜を育ててを続けていくこと。

そう、100年後のために種を蒔いているんだ。

ただ、100年後ばかりを考えていても途方もない。しっかりと5年先も見据えていかないとね。

完全に独り言のような投稿になってしまったね…では、また。

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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