ども、よーへい(@campanella225)です。
今回、紹介するのはロケットストーブ工房「LIFTOFF(リフトフ)」の最新作ロケットストーブ『焚火缶』!!!
本日より販売開始!是非、チェックしてくださいね。
先日、ロケットストーブ工房「LIFTOFF」に遊びに行っていたのはこの新作ロケットストーブ「焚火缶」の取材だったんですよね。
まずは新作ロケットストーブ『焚火缶』の組立てについて。これまでの常識がひっくり返りますよ!
では、どうぞ!
世界初!本体に加工なしで組立てられるロケットストーブ!
ロケットストーブを自作したい人って多いと思うんですよね。でも、『作れる自信がない・めんどくさい・製作する道具を持っていない…etc』という方がほとんどではないでしょうか?
実際に僕は自作をした1人なわけですが、なかなか2つ目を作れないんですよ(笑)理由はロケットストーブ本体になるペール缶の加工が大変ってこと。
金切バサミで切っていくのですが…力もいるし、怪我の危険ももちろんある。
今回のロケットストーブ『焚火缶』の衝撃は一切の加工が不要ということなんですよ。しかも、組立てにおいても工具も必要ない。ネジを止める力があればOK!
本当にそれで完成するのか?さっそく、見ていただきましょう!
ロケットストーブ「焚火缶」の組立て方法
ロケットストーブ「焚火缶」は2種類の形態で販売されます。必要なものが全てパッケージングされたキット方式。もう1つはペール缶と煙突は自前で用意する方式。
Amazonで購入できるのは必要なものが全てパッケージングされたキット方式。
今回はペール缶と煙突は自前で用意した時を前提に書いていきますね。組立てが必要な部分はどちらも共通なので、同じものとして読んでください!
まず、自宅に届くイメージはこんな感じです…薄っ!!
で、中身を見てみると…
内容物としては、
- 天板 2枚
- 仕切り板 2枚
- クロス五徳(ゴトク)板 2枚
- ネジ 2セット
モノは少ないけれど、ここには特許技術が詰まっているんですよね。だからこその簡素化が図れているってワケ。
まずは天板と仕切り板をネジで止めます
天板と仕切り板をネジで止めていくのですが、それぞれ2枚ずつ入っています。どちらを使っても問題ありません。それぞれ手に取ったモノで大丈夫です。
めっちゃ簡単ですよね?(笑)組立て作業としてはこれで半分以上が終了です。
すごい…1つだけ注意して欲しいのは、仕切り板に入っているスリットの位置。必ず内側方向にスリットが来るように、天板とネジ止めしてください。
もう1枚の仕切り板と一緒にペール缶へ
あっと今に組立てが完了しちゃうのですが、組立てたモノの方の仕切り板と余っている仕切り板とをスリット部分を交差させます。
言葉よりも、実際の写真を見ていただいた方がわかりやすいですね。
写真を撮るために上のように持っていますが、天板の穴から手を突っ込んで余っている仕切り板を持つと設置がしやすいです。
[aside type=”normal”]仕切り板同士は固定しません。これにはワケがありますが、それは後ほど![/aside]
煙突を差し込んで、もう1枚の天板を設置!
ここまでで燃焼室の準備は完了。次は排気の心臓部、煙突を取り付けます。これも工具は一切不要です!
八角形の穴に差し込んでいくのですが、少しだけ力が必要です。固定具なしでもしっかりと固定されるサイズ構造になっているので、ちょっと慣れが必要かなと感じます。
天板の方は安全ですが、煙突の方の縁は手を傷つけやすいです。ここも注意が必要ですね。
[aside type=”warning”]扱いに慣れていない方は軍手などをつけて行うのが安全です![/aside]
ここが「焚火缶」の面白さのポイント!
煙突を差し込んだら、余っている天板を置きます。
こちらに空いている穴が、吸気口になります。また、そこで調理も可能です。というか、天板全体が調理台です!!(笑)
吸気口の大きさをポットやフライパン、スキレットの置き方で吸気口のサイズを調整ができます。これってとても大きなポイントなんですよね。
この「焚火缶」の楽しさに直結する部分なんです!
吸気口が大きければたくさんの空気が入り込んできますが、その空気の流れる速さは遅くなります。この時、炎はユラユラと揺れながら燃えています。
逆に吸気口の大きさを絞れば、吸い込まれる空気の速度が速くなって、ペール缶内の風が強まり炎がゴォーゴォーと音を立てて燃えます。
イメージできますか?水が出るホースを思い浮かべてみてください。
流れている水の量は同じでも、ホースの口を指で潰したり塞ぐとどうなりますか?子供の頃によく遊びましたよね?それと同じです。適切に吸気口を絞ると流れる空気の速さが速くなる!
でも、絞りすぎると不完全燃焼を起こしてしまうですよね…(笑)そのバランスを楽しみながら炎を操るのが「焚火缶」の醍醐味なんです。
五徳(ゴトク)をつけたら、Let’s Cooking!!
これでほぼ完成!本当に工具を1つも使わないですし、加工も不要でしたよね?
最後に、煙突に五徳をつけましょう。これで、煙突の上でも調理に使用できます!
こんな形になっていますよね!
これでロケットストーブ「焚火缶」の組立ては完了です!!
ご自身でペール缶・煙突を用意される方へ
今回の「焚火缶」は冒頭にも書いた通り、必要なものが全てパッケージングされたキット方式。もう1つはペール缶と煙突は自前で用意する方式で発売されます。
ご自身でペール缶・煙突を用意される方は、
こういったものを用意することになります。ペール缶は容量20リットル、煙突は直径120mmのもの。
ペール缶はガソリンスタンドや、カー用品店などでもらうことも出来ます。
[aside type=”normal”]最近は店舗と産廃業者との間で決まりがあるようで譲ってもらえない場所も増えています。近くに店舗があっても事前確認が必要です。[/aside]
また、煙突はホームセンターで購入はしやすいのですが、ペール缶の中には収納が出来ないです。どうしても煙突の長さとペール缶の高さがマッチしない…
この辺りをふまえると、キットタイプの「焚火缶」がお得ですね。
実はペール缶には2種類の高さが存在する!
この取材に来るまで知らなかったのですが、同じ20リットルのペール缶にも種類があるんですね。直径は変わらないのですが、高さが微妙に違う。
それでも心配はいりません。先ほど、仕切り板を固定しないという説明をしました。それがここで役立ってきます。
スリットで組合わされた仕切り板ですが、固定されていないのである程度の遊びがあります。その遊び部分がペール缶の高さの違いを補う作りになっているのです。
ですから、どこかで頂く、購入するとしても20リットルというサイズさえ間違えなければ問題なく使用できます。
ポスト自作ロケットストーブになる「焚火缶」
この「焚火缶」に初めて触れたときの感想は、これで自作ロケットストーブの需要ってある程度は満たされるんだろうなということ。
最初にも書いたのですが、『自作したいけれど…』という方は本当に多い。僕自身はそこまで感じていなかったのですが、自作にはちょっとハードルがあるんですよね。
そのハードルを軽々と飛び越えて来るのが「焚火缶」。
実際の遊び方、いや使い方は別記事でまとめます!そちらでさらに実力を確認してもらいたい。
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注意事項として、こちらの記事もご一読いただけると助かります!
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