自作ロケットストーブを点検!2年半でこれくらいは傷みます!

自作ロケットストーブ ロケットストーブ
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ども、よーへい(@campanella225)です。

2年半ほど前に自作したペール缶のロケットストーブ。平均すると月2〜3回ほど使ってきたんですが、ちょっと気になることが出てきたのね。

具体的には、

  • 煙突の劣化具合は?
  • 煙突と本体の接合部の劣化具合。
  • なんとなく、重たくなってない??
  • 火力弱まってない??

重たくなっているのは気のせいか、僕の老化が原因か?なんて思いつつも、重たくなっている気がしてるの。

で、一番の問題は最後のやつね。火力弱くなってる気がするんだよね。ロケットストーブのロケットらしさが減ってる。

ろくにメンテナンスもしてこなかったし…ということで、ロケットストーブの内部をチェック!

火の当たる部分は錆びますね

とりあえず、見た目的にはゴトクは錆びてきましたね。これは仕方ないかな。

ね??錆びまくってるでしょ?と言っても実用上は問題なし。

自作ロケットストーブ

焚き口はこんな感じ。

自作ロケットストーブ

やっぱり、実際に火が当たる部分だけは焼けて酸化していきますね…写真を見て判る通り、熱は帯びても火が当たることの少ない部分はキレイなまま。

ロケットストーブの内部へ

外見はこんな感じに劣化していきます。劣化というか、味が出てきたとも言えるんだけどさ。

では内部をチェック。

自作ロケットストーブ

ゴトクが乗っかっていたフタの部分。実はここが一番のお気に入りなんですよね(笑)ゴトクがビシッとハマるし、ルックルもフタの有る無しで全く違うし。

とまぁ、伝わりにくいお気に入りポイント。

で、中はというと…特に変化なし。

自作ロケットストーブ

断熱材を取り出してチェックしてみると…

パッと見た感じで行くと、少し錆びてきたくらいのことしか起こっていない。断熱材を取り出して、さらに様子を見てみる。

自作ロケットストーブ

起こっていることは基本的にゴトク部分や、外の焚き口と変わらない。

自作ロケットストーブ

「けっこうキテるなぁ〜」なんて見た目はしてるけど、まだ大丈夫そう。来年には取り替えたほうが良いかもだけど。

ひとまず錆びは進行しているけど、今すぐに部材を取り替えなければならないほどでもない事は判明。

さらに本体のペール缶とステンレス煙突とを止めている金具部分。ここでちょっとした疑念が…

これは熱がどうこうのサビじゃないな?ってこと。

自作ロケットストーブ

断熱材のパーライトが吸水しまくり!!

結局、心配していた「劣化」の部分は進行しているものの、急いで手を打つレベルでもなかった。1年後くらいに改めてチェックはした方がいいかな。

で、問題は…

  • なんとなく、重たくなってない??
  • 火力弱まってない??

この答えは断熱材のパーライトにあった。ロケットストーブの奥に行くほど湿っていたんですね。

自作ロケットストーブ

フタを開けた時に『変化はない』と思っていましたが、実はそこでも変化が起きていたんですよね。パーライトの粒が新品だった頃よりも膨らんでいたの。

写真の部分は明らかに濡れているんだけど、そうじゃなくても多くの水分を吸収していたんです。

問題の原因は水分

気のせいかな?と感じていた『重さの増加』はパーライトが吸水した分だけ重たくなっているということ。

保管状況にもよりますが、どうやっても吸湿は避けられないのである程度の重量増加は否めないのかな。そして、火力が弱まってないか?ということの原因も水分。

ロケットストーブの心臓部といえば、煙突の周辺を断熱することでのヒートライザー化にある。その効果というのは…

煙突内部の温度が上がり、その温度が断熱材によって保温されることで強く継続的な吸気と燃焼を実現させているんですよね。

なので、煙突の周囲に水分が多くなるという事は煙突の温度を奪われていくことになります。結果として、吸気も弱まり燃焼効率がおちていく。

気づいてよかった!!

ひとまず、新品のパーライトを充填して気持ちよく燃焼するように戻りました♪定期点検って大切ですな…

ちなみに、今1番アツいロケットストーブはこちら!!!

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書いている人

1983年製。3児の父親。レコーディング・エンジニア。休日や平日の早朝は、趣味とは言えなくなってきた30坪ほどの畑と、1反の田んぼで過ごす日々…(笑)
大好きなお酒から発酵文化に興味を持ち、米を作っているなら麹も!ということでマイクロ麹屋さんを始めました。どうなっていくんだろ、僕の人生。

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